「一人で考える」ことーー石川和広詩集『野原のデッサン』について
歎けとてーー百人一首の西行
意味という喩
厳粛な悔い 三井喬子詩集『牛ノ川湿地帯』について
もどろぎの座 ──『黄泉へのモノローグ』小考
希望の雛形──和田彰の最近の仕事
装飾について──中国国宝展を見る
キャベツ畑から飛び立つもの ──『奇妙な仕事を終えた夕暮れに』随想
神秘主義的音楽会
せめて塵無く
劇的なるものをめぐって──妹背山婦女庭訓妹山背山の段を見る
片岡球子の眼のつよさ ──面構(つらがまえ)小考
夏の花
表現について
歩くように生きる ──高堂敏治著『シンプルライフ』書評
荘厳(しょうごん)ということ
鉄斎の時間
池山吉彬詩集『精霊たちの夜』随想
狩野松栄の水
寂寞のなかでめしを食ふ
ミシャ・メンゲルベルクの音
福間明子『東京の気分』雑感
『今帰仁で泣く』の気づき
「花々の過失」断想
キョウコとは誰か──関富士子詩集『女―友―達』書評
「増補 矢島輝夫歌集」を校正して
にぎやかな異界 前田美智子詩集「動詞抄」書評
「海風 その先」を読んで ──為丸さんへの手紙
「われらみな神話の住人」を読んで
救抜の意味・・坂井信夫詩集「哀歌」論
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