Oct 17, 2005

ImageMagickのマジック

Linuxで画像を処理するなら、いろいろソフトがある。
The Gimpと、KDEの画面キャプチャなどよく使っていたが、ImageMagickというコマンドラインの画像処理ソフトでは意外に使いやすいものがあることがわかった。
もともとImageMagickはPerlのCGIなどの解説で見かけていたものだ。

きっかけはnucleus blogのほうで書いた、画像一括web用アルバム変換ソフトの「igal」を使うときに、画像のサイズを一気に変換できるものはないだろうか、というので調べてみたときだった。
たとえば、ImageMagickに含まれる、「mogrify」というコマンドを使うと、同じディレクトリにある多数の画像ファイルのサイズを全部一度に変換することができる。
ただし、普通デジカメなどではセブン-イレブンなどのデジカメプリント(今1枚30円)などを使うときには、解像度が高いほどいい。
しかし、いろいろな方にweb上で見せるときには、640x480ピクセルぐらいが適当だ。
たとえば、1600x1200のサイズで撮った写真のフォルダの中身を全部、igalコマンドでアルバムを作成するディレクトリにコピーして、

$mogrify -resize 640x480! *.jpg

を実行すればいい。縦横の比は同じ数字でないとまずいかもしれないが、ほかに柔軟なオプションがあるかもしれない。

また、昨日はwebcamの多数の静止画像から、アニメgifを簡単に作れないかと思って調べたところ、

$convert -delay 10 *.jpg anime.gif

と実行すれば、「anime.gif」というファイルができることがわかった。
ちなみに、昨日作ったのは、05年10月13日というファイルである。

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