Jun 15, 2006
槇ヶ峰・総会 尾道。
6月11日日曜日 尾道の市民会館において 母校である 広島県立尾道北高校の総会が開かれ 行ってきました。この日は 福山博物館においても 竹下陶子先生をはじめ 近辺では有名な俳句の先生が たくさん来られ ワークショップのようなものを開かれ 直前まで どちらに行こうか迷っていましたが 結局 詩集の宣伝のため 高校の総会のほうに行ってみることにしました。たぶん Yさんは 俳句の集まりの方にいかれたことでしょう。 詩をしている人は 俳句や短歌もしてみる人が多いので 機会あらば 私も俳句に興味を持ってみたいと思っています。大学の頃には ゼミの先生が短歌をしていたので 先生のお宅で 短歌会など したことはありましたが。高校の同窓会は 思いがけない人に会うので そこがおもしろいです。
私は 高校1年生では まだ(たぶん)有名人だったと思うのですが(1年間ホームルーム委員というのをしていたので)2年 3年になるにつれ 何故かだんだんと おとなしくなりました。(今思えば 思春期特有のものだったと思います)しかも 男の子が3分の2いる高校だったし 生徒数も多かった。なので 同じクラスにならない男の子は 全然知らない状態で 卒業するという場合も大いに あります。
で 私達の学年のところに行くと たまたま 東京から帰ってきていた 工学博士のMくんと出会いました。案の定「あんた誰?」といわれ 「○×△ですぅ~」というと「同級生にしては 若すぎるのでないかぇ」と言われ 喜んでいいのやら 悲しんでいいのやら・・・。まぁ 悲しむことはないかな。若いと言われたんだからな。
さっそく 詩集の宣伝です。プロフィールのところをみせると「すごく 頑張ってるんじゃない!」と言われ 「そうなんよ。頑張っとるんよ。」と言いながら 内心はホクホクしていました。
買ってくれるかどうかは別として まず 知ってもらう ということが大切です。
みんな 知らないわけだから。自己アピールも大変です。
そのうち舞台では 歌謡ショーが始まりました。ナツメロのオンパレードです。どうやら 歌手の方は 同窓生の奥様がたらしく 余興としては充分なものです。
やがて 舞台にはたくさんの人が上がって踊り始めました。
中央の水色のジーンズをはいている人が 「時をかける少女」など尾道を舞台にたくさんの映画をつくられている 大林宣彦監督です。7回生の卒業です。今回も大分で撮影をしていて 急遽 駆けつけた と話しておられました。そして 演説が始まりました。
この頃 尾道では 「おとこたちの大和」で 角川春樹氏が 進出してきていますが (角川氏は現在 尾道市立大学で 俳句の講座の非常勤講師をされています)僕が戻ってくる場所を 残しておいてほしい としきりに言っておられました。尾道市民は きっと 有名人が来てくれるぶんには 大歓迎だと思うのですが。目下 私は 福山市民ですが。
アッ そうそう・・詩人の新井豊美さんも尾道出身だそうです。
妹さんが 今でも 尾道で暮らしておられるとか。
そのうち 万歳三唱 校歌斉唱 などがあり そして 在校生応援団による激励がありました。赤いエプロンをしているのは 当番学年の人たちです。ささやきの中に「小学校や中学校の校歌は忘れているのに 高校の校歌だけは覚えている」という声が聞こえていましたが 私もまったく その通りです。
アッ すみません。万歳三唱と校歌斉唱は 一番最後でした。全員起立してです。
入る時にはあった 同窓会名簿を 帰る時買おうと思ったら もう売り切れていました。15冊ほど あったと思ったが 全部 売れたんだナァ・・・。まぁ 来年に期待! 来年も行くのか?
そうね・・・。詩の行事と重ならなければ・・・ね・・・。ウフ。(^^♪。。 (広島県立尾道北高校は前身が尾中 といわれ 尾中の頃からすると現在 創立して80数年になるらしいです)
私が 詩以外の行事に出るのは 珍しいことです。アハッ。(^^。
Jun 13, 2006
大朗読・勝山
6月10日土曜日 岡山県真庭(まにわ)市勝山 において「大朗読」が開かれました。大朗読は春夏秋冬 年4回開かれる朗読会です。
ふだんは 岡山駅西口の「未完成」で開かれるのですが 6月頃行われる時には いつも特別なイベントとして行われます。
で 今回は 岡山駅から車で1時間40分くらいの所にある酒蔵で開かれることになりました。泊まりたい人には宿泊場所も用意され 車で行けない人は マイクロバスまでチャーターしてくれました。
集合は「未完成」の前です。
岡山市内を出て 山間を通る高速を通り 高速の両側に咲く 黄色い花に魅せられながら 真庭市に入りました。
秋山さんが おいしい蕎麦屋さんがあるので寄ろう といい 私たち4人は案内していただきました。
それは おいしいお蕎麦でした。昨年の軽井沢で食べた お蕎麦を思い出しました。
ここでは 私は なめこそばを食べました。
秋山さんはリハーサルがある といって 食べたあと 先に会場に行かれました。私達は はじまりの時間まで 約1時間半ほど 散策をすることにしました。
ここには 文豪谷崎潤一郎が愛した 散策コース というのがあります。私達は街並み保存地区の「のれんのかかる街並み」に行ってみました。
昔の古民家の土間を利用した 和紙の店 ちりめんの店 染物の店 手作り品の店 骨とう品の店・・・など なかなか魅力的なお店の列がありました。どこのお店にも
独特なステキな暖簾がはためいていました。そして こんなものも。
特に2軒入った骨董屋さんで Kさんがほしいといった古めかしい籠6000円の品物を みんなでねぎって4500円から3150円 ついには3000円まで ねぎったのは おもしろかったです。Kさんは 安く手に入ったので 大喜び。「大切にするわ」といって ごきげんでした。
時間がきて 会場に足を運びました。ミニューカスの ヘイタさんも来ていました。会場は御前酒蔵元・レストラン西蔵(℡;0867-44-5300)です。
始まりの午後4時を前に ぞくぞくと 人が集まってきます。
お店のそばには こんなものも。
最初は 未完成のママによる舞踊があり(ピンクのシースルーのチマチョゴリがとてもきれいでした。踊りもよかったです。)そして ピアノによるジャズが演奏され いよいよ 本番の朗読です。加藤さんが 映像による詩を流しました。しずくや はっぱの 自然な映像が すごく綺麗で その映像に中に 詩を上下左右にちりばめ 見ている人の目や心を癒します。
5人のレギュラー陣による 朗読も なかなかのものです。
最後に全員で挨拶をします。
ひとり ワンドリンク そして希望者には軽食が用意されました。
今回はオープンマイクはありません。3時間あまりの朗読時間はあっという間に過ぎてしまいました。
折り返して 高速を走っていると 夕陽がとても綺麗でした。
帰りは 行きよりも マイクロバスに乗っている時間が短く感じました。岡山について 再び5人でお茶しました。コーヒーおかわりの ケーキセットを頼みましたが このケーキが 洋酒がしみこませてあるようで すごく おいしかった。
私は お酒が呑めないくせに ケーキやチョコレートは 洋酒が入ったものが好きです。お酒が呑めない反動 かな?
心地よい とても楽しい1日でした。まる。
なんか 小学生の日記のようですねぇ・・・。様子 わかってもらえたかな。 (^^。
Jun 10, 2006
ふくやま文学館行事・その3
最後は 龍河洞に行きました。
このエスカレーターで入り口の所まで上ります。
ここから中へ入ります。
人がやっと通れるくらいの穴が龍のように 長く えんえんと続きます。係員のひとが 途中4名ほど ところどころにいて説明してくれましたが ひとりで通るのはとても こわいです。恋人同士ならいいかもしれません。自然の神秘がおりなす 鍾乳洞です。
穴を出ると 気持ちのいい 遊歩道が続きます。
こんなにも 高い所まで上ったんだナァ・・・という感じで。
勉強して おいしいものを食べて そして運動して・・・なんと実りの多い1日だこと!
と話しながら歩きました。ちょっとしんどかったけど。
最後の龍河洞では それぞれ 自由行動のような感じだったので 間違って バスとは違う方向に行っていたら 運転手さんが 「こっちだよー」と呼びに来てくれました。
帰りは また 瀬戸大橋を通って 片道3時間余りかけて 無事 福山まで帰ってきました。
運転手さん お世話をしてくださったみなさま 本当に ありがとうございました。
こうして ふくやま文学館の一大行事は 楽しさの余韻を残し 無事終わったのでありました。
早く記さないと もう 次の行事がせまってきています。
ア~ァ 忙しい 忙しい・・・・・。
Jun 09, 2006
ふくやま文学館行事・その2
宮尾登美子の小説「陽暉楼」の舞台となった ここ「得月楼(とくげつろう)」は明治3年から創業103年で 現在5代目の社長です。昭和20年7月1日しょうゆ弾で1回焼けました。その当時の建物を示す絵が 玄関あたりに飾ってあります。おかかえの芸子の数がこのあたりでは一番多かったらしい。料亭であって遊郭ではありません。建坪が300坪ほどあります。特に2階の大広間の天井はヤナセ杉が使われ 有形文化財に指定されていて 今では手にはいるものではないそうです。梅の時期には 各部屋に 梅の鉢植えが飾られます。
お庭も 綺麗です。
さて お食事の後には 物理学者および随筆家として知られる 寺田寅彦記念館(℡;088-873-0564)に行きました。「天災は忘れられたる頃来る」という言葉は有名です。
この家は寅彦が4才から19才まで暮らした家です。「庭の追憶」というエッセイの中に出てきます。
石の灯篭には 表に月 裏に太陽が彫ってあります。灯篭のそばのリュウゲツランは40年に1度咲く花で 寅彦のお姉さんからもらったものだそうです。庭には柏の木をはじめ
いろいろな草花が咲き乱れていました。
建物の裏手です。
そして これは離れの 寅彦の勉強部屋です。
寅彦が とても情緒豊かに育った様子が 住居のあちこちに 垣間見られます。
Jun 08, 2006
ふくやま文学館行事・その1
6月4日(日)ふくやま文学館行事が 行われました。友の会の行事で 今回は「高知 探訪の旅」です。友の会の行事は いろいろとありますが一番大きな行事は 6月頃 各地の文学館を訪ねる旅です。バスによる日帰りの旅です。
希望する人が多く 早く申し込まないと すぐ一杯になります。
高知までは 高速を通って バスで片道3時間あまりです。瀬戸大橋を通り 渡りきったところで 右手に讃岐富士を眺めながら アッという間に高知市内に着きました。
小さいけど有名な はりまや橋を右手に 3キロにわたる高知名物
朝市のテントを眺めながら 高知県立文学館(℡;088-822-0231)に着きました。
ここが入り口です。
参加者は40名弱です。
中に入ります。
この文学館には 高知ゆかりの20数名の文学者のことが展示してあります。代表的な人としましては 小説家の宮尾登美子 大原富枝 田中貢太郎 田宮虎彦 司馬遼太郎・・・・などなどです。古いところでは 「土佐日記」を書いた 歌人の紀貫之 特筆すべきは大町桂月という詩人がいる ということです。どうも 詩人というところに 敏感に反応してしまいます。管茶山とも交流があり 管茶山にもらった瓢箪を家宝として 大切に保存したそうです。
大町桂月は 大酒のみで 管茶山が「1日 この瓢箪の量だけ お酒を呑むようにしなさい。それ以上は呑んではいけません」といって瓢箪を渡したそうです。
お昼は 宮尾登美子の小説「陽暉楼」のモデルとなった料亭「得月楼」(℡;088-882-0101)で
お食事をしました。
宮尾登美子は 現在 存命ですが 高知に来た時には この料亭に必ず寄るそうです。
お汁があとからきました。はまぐりの汁ですが じゅんさいが入っていました。高知の目玉は やはり
かつおのたたき です。^^。新鮮でおいしかった。
お食事のあとは・・・・。写真が多いので また次回掲載します。
お楽しみに!(^^。。。
Jun 03, 2006
地元の本屋さん。
my 詩集「Father‘s flower〔父の花〕」も 発行部数が限られているので 遠方の人にでも なかなか 行き渡ってはいないと思います。申し訳ない という思いも一杯です。地元で 私と接触のある人は 詩集を発行したことは 知ってくれていますが あまり 接触のない人は 今だ知りません。本屋さんから「売れるように 頑張りましょう」と励ましをいただき 私は このところ ふだん接触のない 知らない人に知らせるべく お便りを送っています。
で そうだからか 本屋さんが 広いフロア-の3箇所に 私の本を置いてくれました。
ここは 啓文社 ポートプラザ店(℡;084-971-1211)です。以前 角川春樹氏の句集「JAPAN」のサイン会があった所です。この頃 アナウンサーの横山さんも本を出され サイン会を行ったそうですが私は都合がつかず 行かれませんでした。コンピューターの検索機のそばに 横山さんの本と並べて?置いてあります。まず ここが1ヶ所。
2箇所目は 地元の作家のコーナーのところ。ここは2冊 とささやかに置いてありますが ここの側面の掲示板に 私の新聞記事を 張ってくれています。見えるかな?
1番左側が 毎日新聞朝刊に載ったエッセイです。タイトルは「年賀状」。真ん中が 中国新聞朝刊に載った my詩集の紹介記事です。そして 向かって右側が 山陽新聞朝刊に載った my詩集発刊にともなう インタビュー記事です。記者さんは 本当にインタビューがじょうずで
私は 喋らなくてもいいことまで 喋ったような気がしています。
ちょっと画像がぼやけていますが。
そして 3箇所目 ここが 嬉しい場所なのです。
この場所は 全国の詩人のかたの本が置いてある場所です。ここには 世界の詩人の本も置いてあります。ここへ置いてくださることの嬉しいこと。しかも ポップつきです。桜まさこさんの「一点の光り」が ここに置いてあるので いつも いいなぁ・・・と思いながら眺めていました。
いつまで 置いてもらえるかわからないけど とりあえず 私は 本屋さんの好意に むくいるためにも せっせせっせと 普段会わない知人に 詩集を出した ということを知らせるべく お便りを送る日が 続きそうです。(無理強いは しません。詩集を出したことを お知らせすれば 本当に私の詩集が ほしい人だけが 買ってくれます。)
これも ささやかな 詩の普及活動だと思って。
(写真は 画面をクリックすると 大きくなります。)
また おまけ。
またかー・・・なんて言わないでね。
今回は もう1枚! Sangwoo氏がイメージキャラクターをつとめる紳士服のメーカーです。(^^。
詩とSangwoo氏の 普及活動は続きます。(^^/。
Jun 02, 2006
my 個人誌「Rose of Fukayama」創刊号。次回は?
2005年7月29日に発行した創刊号です。(昨年の東京ポエケットでは随分 買っていただきました。ウシッ。^^
あのぉ~ 300円ですぅ。)
画面をクリックしたら さらに大きくなると思うので 見てください。
中までは見えませんが。もう1回!
2番目の画像の 羽のグッズは「ドリームキャッチャー」といって 夢がつかめる といういわれがある グッズです。
カナダに旅をした友達が 「私の夢がつかめるように」と言って おみやげにくれました。彼女も 私の夢を応援してくれている ひとり です。^^ ♪。
さて 私の夢は 叶うのか???
おまけ。
サインをするSangwoo氏。
サイン会と撮影見学会に参加してみたい。
こちらの夢も叶うのか?叶えば いいなぁ・・・。
(ファンと会う時には サングラスは とってほしい。個人的希望・・・。)
こんなに近くに寄れる人 いいなぁ・・・・。