Mar 29, 2012
貴族と使用人 その13
庭師は村に来たついでに。
あれこれと物色している。
知り合いなので、うす、といっている。
ポーカーをしているようだ。
野菜は売れた?
と、きかれている。
左の方でなにやら声が。
人形遣いが苦しそうにしている。
にんにくと十字架が苦手なのだった。。
つづく。
Mar 22, 2012
貴族と使用人 その12
庭師が庭の手入れをしていると。
小包をだしてきてほしい、
と頼まれた。
庭師はさっそく村の郵便局へ。
村の通りはにぎやかだ。
とりたての野菜が売られている。
タイタニック号の広告をみているようだ。
日向ぼっこをしている。
帰りがけにひとだかりに寄ってみると。
操り人形芝居をみせていた。
久々の登場で、喜んでいる。。
二人は親子なのだった。。
つづく
Mar 20, 2012
貴族と使用人 その11
庭での出来事あれこれ。庭師は水やりを。
台所女中は卵を集めている。
毎朝兄妹で仕事ができるので喜んでいる。
従者がお茶を運んでいく。
伯爵とエミリの婚約者が歓談中。
屋外でのむ紅茶はおいしい。
エミリは絵を描いている。
茂みが光を浴びてきれい。
急いで描かないと。。
あっというまにできあがったようだ。
Mar 17, 2012
貴族と使用人 その10
暖炉に火をいれたり
台所をみまわったり。
夜はふけて。
エミリはタイプをうっている。
女性の参政権についての文章のようだ。
パーラーメイドが夜食を運んできた。
エミリは内緒でタイプを教えているのだった。
つづく。
Mar 09, 2012
貴族と使用人 そのきゅう
食後の寛ぎのひととき。
社会の進歩という話題がすすんで、
100年後の未来はどうなっているのだろう、
などと話がはずんでいる。
100年後というと2012年ですね、
といっている。
ふたりはチェスに目がないのだった。
エミリたちは別の応接間で音楽をきいている。
階下でもようやく寛ぎのひとときが。
いつかタイタニックにのれるかしら、
などといっている。
料理人と家政婦長は特別にワインをのんでいる。
家政婦長は無事におわってほっとしているようだ。
執事は車で待機していた運転手に、
チェスがもうすこし長引きそうだ、といっている。
つづく。
Mar 08, 2012
貴族と使用人 そのはち
招待された客人がやってきた。
使用人たちは整列して出迎えている。
伯爵夫人の姉や父親の顔もみえる。
みんなそろったようだ。
エミリの婚約者は実業家の友人をつれてきた。
今度仕事で渡米するんです、といっている。
それは長い船旅になりますわね、といっている。
最新式の旅客船だと、片道一週間もかかりませんよ。
と答えている。
ああタイタニック号とかいう船ね、
と、エミリはいっている。
伯爵夫人の父親は、
食後にチェステーブルの用意をしておいてくれるように、
従僕に頼んでいる。
便利な世の中になったものだ。
私の若い頃は、、、といいかけている。
かくて食事がはじまり、
やはりオマール海老のボイルが食卓にでたのだった。
つづく。
Mar 07, 2012
貴族と使用人 そのななのに
従僕は伯爵の着こなしを手伝っている。
侍女も伯爵夫人につきそっている。
今日は晩餐会。
あわただしく準備がすすめられている。
下僕はフォークやナイフの位置を定規で定めている。
パーラーメイドはパンのかごを運んでいる。
階下のキッチンでも。
料理人はエビの選別をしているようだ。。
つづく。
Mar 03, 2012
コーヒーブレイクA
皮むきおつかれ、といわれている。
今回は、ちょっと休憩して、
つくった小物を紹介。。
台所女中に雇われた娘がもっていたトランク。
煙草の箱に合成皮革を貼ってつくりました。
最後にうすく汚しをかけています。
下僕が灰皿代わりにしているバケツ。
黒く塗ったバケツに石膏粘土をいれて、
表面をひたすら千枚通しでつついています(^^;。
じゃがいも多数。
石膏粘土で適当に形をつくり、
でこぼこをつけてアクリル絵の具で彩色。
皮をむいたじゃがいもも、
表面をカッターで削いで、同様に制作しました。
これからどうなるのか未定です(^^;。。
Mar 01, 2012
貴族と使用人 そのなな
少しだけ休んだと思ったら、
ハウスメイドがエプロンを支給しにやってきた。
下働きの台所女中に制服はないのだった。
家政婦長に、がんばってね、といわれている。
領地の小作人が畑でとれたじゃがいもを運んできた。
小作人は新人がはいったんだ、と思っている。
料理人は、急いで皮をむいてね、といっている。
これ全部ですか?ときいている。
うん。といわれている。
パーラーメイドはりんごの重さを量っている。
みんな少し仕事が楽になってほっとしているようだ。
台所女中は無心にじゃがいもの皮をむいている。
下僕は新人がはいったんだ、と思っている。
ハウスメイドは仲のいい小作人と話し込んでいる。
こんどの休みに会う約束をしているようだ。
戦場のような夕食時がすぎて。
その夜、久しぶりに再会した兄妹は
つもる話をしているのだった。
つづく