Jan 29, 2006
LAN内でIPを固定する
LAN内でIPを固定しないと、ほかのマシンからApache Web serverにアクセスしにくいし、そのマシンをインターネット web serverにする場合にも困る。
というわけでネットワークの設定で、LAN内の固定IPを設定する。
まず、AというマシンにInternet Web Serverがある場合には、「/etc/hosts」というファイルを書き換える。
192.168.0.5 www.haizara.net
192.168.0.8 here.cxm
という具合にする。この場合、「192.168.0.5」が公開サーバのIPアドレス、「192.168.0.8」が自マシンの「IPアドレス」であるが、あとでrsyncを使うときにも重要な設定なので、ちゃんとメモしておく。
「/etc/network/interfaces」を書き換える。
通常ルータはあるIP以降をDHCPで割り振る設定になっているので、ルータにアクセスして、固定分をいくつかとってそれ以後をDHCP用に設定する。
インストールするときはIPアドレスはDHCPで取得するようにして、そのままインストールを進めればよい。後でIPを固定するわけである。
「/etc/network/interfaces」は、このままでは、
auto lo eth0
iface lo inet loopback
iface eth0 inet dhcp
となっている。
この最後の行「iface eth0 inet dhcp」から書き換える。
その下にIPv6の設定があるが無視していい。
iface eth0 inet static
address 192.168.0.8
network 192.168.0.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1
このプライベートIPアドレスはルータによって多少変わってくる。
これが終わったら、「apache」をインストールする。
#apt-get install apache
「apache2」系をインストールするときには、「apache2」とする。
これでweb serverはスタートするが、設定するべきことがある。設定は、徐々にやる。これはLAN内サーバなのでのんびりできるが、外部に公開する場合は万全にしておかないとまずい。
「/etc/network/interfaces」を書き換えたらマシンを再起動する。マシンを再起動することは、これで当分なくなる。
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