Feb 23, 2023

メルティの世界で

b1

魔術劇場の応接間で
メルティはヴィヴィアンに
4人で夢の世界に戻りたいと言っている。
部屋に遊びにきていたマリアも、
一緒に行きたいと言って、
黒猫に変身した。

小さくするのは、
サラとメルティだけね。


b2

小さくなったメルティは
魔法の扉を開けた。

そうそう。あなたには、
ひそこと超音波で会話ができる
魔法をかけてあげる。
黒猫に変身してるマリアは
犬や猫の言葉はわかるけど、
コウモリは特別だからね。
とヴィヴィアンはメルティ言った。


b3

扉を抜けると、
そこはメルティの夢の世界。

ひそこはどこかな?


b4

メルティがそう思うと、
超音波の想念に応えて、
ひそこがパタパタと飛んできた。


b6

メルティは、
ひそこと話している。

お留守番ありがとう。
なんだか、体が小さくなったみたいね。
こちらの世界に飛び込んだ途端、
小さくなったの。
それより、
大変なことが。


b7

みんなはとりあえず
お茶を飲むことにした。
大変なことって?


b8

なんでも、
猫を見かけたんだって。
猫って言ってもマリアのことじゃないよ。
ふーん。
ジョンみたいに迷い込んだのかな。
夢食いかもしれないよ。
とマリアが言った。

じゃあ探しに行ってみようよ。


b9

一行は二手に分かれて探索することにした。
ジョンは、二丁拳銃の片方をサラに渡している。
必要ないと思うけど、
護身用に。



解説)
どうなるのでしょう。
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