Oct 06, 2021
ジャンヌの肖像 そのさん
![e1](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e1.jpg)
ねえ、マンスフィールドさん。
ジャンヌの肖像画について、
もっと知りたいんですけど。
とレイアがいった。
![e2](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e2.jpg)
じゃあ、ちょっと別の角度から。
これは画学生でモデルをしていた
ころのジャンヌの写真。
ジャンヌはモディリアーニに会うまえに、
藤田嗣治のモデルをしていたこともあった。
![e3](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e3.jpg)
これはネットでみつけた藤田の絵だけど、
タイトルにジャンヌの名前があって、
クレッションマークがついていた。
当時のジャンヌの三つ編みは
有名だったそうだから、
可能性はありそう。
![e4](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e4.jpg)
「女の肖像」(1916)
これは、藤田がジャンヌを描いた水彩画ね。
すごくデフォルメされてますね。
でも鋭い目の特徴がよくでてる。
瞳があっちいっちゃってる。
とたまきがいった。
![e5](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e5.jpg)
「フジタの肖像」(1919)
藤田はモディリアーニの友人で、
1918年の南欧行きにも同行してる。
藤田はモディリアーニが描いたこの素描を、
終生大切にしていたといわれてる。
これは北海道立近代美術館に所蔵されてる。
![e6](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e6.jpg)
はなしがちょっとそれちゃったけど、
とマンスフィールドさんはいった。
![e7](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e7.jpg)
今でも、モディリアーニがジャンヌと
初めて会ったのは1917年の7月というふうに
記載されている解説を見かけるんだけど、
実際は1916年の暮れだったとわかったらしいの。
ジャンヌが大切に保管していたというこの素描が、
遺族によって発見され、
「ジャネット(ジャンヌ)へ、1916年12月30日」
と書き込んであったというわけ。
この素描、最初の写真とよく似ているでしょう。
こんなの描いてもらったら嬉しいね。
![e8](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e8.jpg)
「ジャンヌ・エピュテルヌの肖像」(1919年頃)
この素描もすばらしいでしょう。
![e9](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211006213712.files/e9.jpg)
「ジャンヌ・エピュテルヌ」(1918)
これはニースで描かれたといわれる作品。
どうしてこの作品?
もちろん、お気に入りのひとつだから(^_^)
解説)
住人たちの絵画鑑賞は
まだ続くようです。
WriteBacks
http://haizara.net/~shimirin/blog/kirita/blosxom.cgi/20211006213712.trackback
writeback message: Ready to post a comment.