Oct 06, 2021
ジャンヌの肖像 そのさん
ねえ、マンスフィールドさん。
ジャンヌの肖像画について、
もっと知りたいんですけど。
とレイアがいった。
じゃあ、ちょっと別の角度から。
これは画学生でモデルをしていた
ころのジャンヌの写真。
ジャンヌはモディリアーニに会うまえに、
藤田嗣治のモデルをしていたこともあった。
これはネットでみつけた藤田の絵だけど、
タイトルにジャンヌの名前があって、
クレッションマークがついていた。
当時のジャンヌの三つ編みは
有名だったそうだから、
可能性はありそう。
「女の肖像」(1916)
これは、藤田がジャンヌを描いた水彩画ね。
すごくデフォルメされてますね。
でも鋭い目の特徴がよくでてる。
瞳があっちいっちゃってる。
とたまきがいった。
「フジタの肖像」(1919)
藤田はモディリアーニの友人で、
1918年の南欧行きにも同行してる。
藤田はモディリアーニが描いたこの素描を、
終生大切にしていたといわれてる。
これは北海道立近代美術館に所蔵されてる。
はなしがちょっとそれちゃったけど、
とマンスフィールドさんはいった。
今でも、モディリアーニがジャンヌと
初めて会ったのは1917年の7月というふうに
記載されている解説を見かけるんだけど、
実際は1916年の暮れだったとわかったらしいの。
ジャンヌが大切に保管していたというこの素描が、
遺族によって発見され、
「ジャネット(ジャンヌ)へ、1916年12月30日」
と書き込んであったというわけ。
この素描、最初の写真とよく似ているでしょう。
こんなの描いてもらったら嬉しいね。
「ジャンヌ・エピュテルヌの肖像」(1919年頃)
この素描もすばらしいでしょう。
「ジャンヌ・エピュテルヌ」(1918)
これはニースで描かれたといわれる作品。
どうしてこの作品?
もちろん、お気に入りのひとつだから(^_^)
解説)
住人たちの絵画鑑賞は
まだ続くようです。
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