Jun 25, 2021
滝を観る
![a1](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a1.jpg)
高台からいったん降りてきたサラが、
管理人に尋ねている。
滝なら、あっちの方角だよ。
案内しよう。
![a2](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a2.jpg)
管理人が橋の仕切り戸の鍵を
外している。
滝の手前の橋の中程から見下ろすと、
滝が正面から見えるのだが、
対岸はすぐに公園の敷地外になり、
立ち入り禁止の迷いの森に続いているので、
普段橋の両端の仕切り戸には
鍵がかけられているのだった。
![a3](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a3.jpg)
キサラは興味津々で、
カメラの準備をしている。
![a4](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a4.jpg)
滝は岩肌を模した斜面を縫って、
細々と流れ落ちていた。
人工の設備だから、
水量もコントロールできるんだけど、
今は雨の季節だから少なくしているんだ。
と管理人が言った。
![a5](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a5.jpg)
水量が少ないとはいえ、
滝壺にあたる場所が深く
抉られているらしく、
その近辺は激しく泡立っている。
![a6](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a6.jpg)
橋の下から吹き上げる風は
飛沫まじりで冷気を帯び。
![a7](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a7.jpg)
滝壺から噴き出た水流は、
微妙に設計された勾配に沿って
浅瀬を舐めるように
流れ下っていくのだった。
![a8](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a8.jpg)
あれ、サラは?
![a9](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210625214512.files/a9.jpg)
おーい。
やっぱりねー、
とキサラは思った。
解説)
今回は滝の景観がメインです。
使用したのは塩ビの防火シート。
また、キサラの浴室でも活躍した
濃密保湿クリーム泡を
少量の水に溶いて使用しました(^_^)。
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