Jun 26, 2021
河床におりる
滝に近づきすぎたせいで、
霧吹きのような飛沫を浴びたサラ。
肌がすべすべになりそう。
と思っている。
この高さ、
飛び降りるのは簡単だったけど。
上るのは一苦労。
たすかるー。
おーよしよし。
管理人さん何かいってた?
降りたがる人がたまにいるから、
今度梯子を付けなきゃって言ってた。
みんなは?
エリスとキサラは、
遊具に乗るって戻ったよ。
エリスたちは、高台に戻る途中で、
ベンチで話し込んでいる管理人と
作業服姿の人に遭遇した。
どうやら遊歩道で起きた崖崩れの
瓦礫や倒木の撤去作業をしている人のようだ。
ふーんそれで。
どうも崖崩れで壊れたフェンスをこえて、
迷いの森のほうから、来たらしいんだ。
なにが来たんですか。
とエリスは思わず聞いてしまった。
巨大化したアオガエルとか、蝸牛とか
トカゲや蜘蛛。
あ、蛙や蝸牛なら町でも
みかけたって話題になってたわ。
とエリスが言った。
はるばる迷いの森から来てたのね。
一応オーナーにも報告したけど、
人畜無害のようだから、いいんじゃないかって
とりあってくれなかったよ。
ジルさんは変わってるからね。
そのころ、公園の花壇では、
蛙たちが水浴びをしていた。
解説)
作業員のコスチュームセットが
あったことに気がついて、
これを崖崩れのエピソードに使おうと、
フィギアに着せ替えて登場させました。
精密なチェーンソーは、別の機会に
単体で購入したアイテムですが、
くみあわせてみると情景にぴったり(^_^)。
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