Nov 12, 2007

不思議の国のアリスとアイス そのご



第五章 青虫の忠告


a1

a11

子いぬのもとから無事に逃げ出したアイスは、
近くに背丈くらいの大きなきのこが一本はえているのにきがつきました。

「爪先立ちになって背のびをし、
きのこのへりごしにのぞいてみたとたんに、
大きな青虫と目が合いました。
青虫は、腕組みをしててっぺんにすわって、
ひたすら長い水ぎせるを吸っていました。」



a111

第五章では、このあと、アリスは青虫に言われて、
『ウィリアム爺どの』という詩を暗唱します。
その詩の中の場面を描いた挿画に登場するのは、ご覧のように、
風船のように肥ったウィリアム爺さんと、やせっぽちなその息子ですが、
フィギアや適当な体つきの人形がないので、画像制作をパスしました(^^)。



つづく


** ちょっと道草 ***


ここまでのストーリーのなかにでてくる、
アリスのミニチュアフィギアを紹介してみます。。


a112

小瓶の液体を飲もうとしているシーンのアリス。
テーブルは原作では三本足なのですが、
このフィギアではしっかり四本足になっています。



a113

身長が三メートルになるシーンのアリス。
テニエルの挿画から、日本の妖怪ろくろっくびを、
連想したひとはいるでしょうか(^^;。



a114

逃げていくシロウサギをみているアリス。
あれ、わたくしとしたことが。。
といっているようにも見えますね(^^;。
この扇も、テニエルの挿画の扇も、どこか日本風。
キャロルは中国服を着せた少女たちの写真も撮影しているので、
こんなところにも、当時の東洋趣味が入っているのかも知れません。



a115

ドードー鳥から指貫をもらうアリスです。
アリスの足もとに小さなネズミがいますが、
ここではアリスの身長はまだ小さいはずなので、
ちょっと小さすぎるかもしれません。
神妙に指貫をもらう表情がよくでていますね。



a116

大きなキノコのうえにすわっている青虫をみつけたアリス。
キノコのかさに招き猫みたいに手をかけているポーズですが、
顔がみえるように、ずらして撮影しました。
身長3.5センチほどの一番小さいアリスのフィギアです。


紹介したアリスのフィギアはうえから、
「フルタ・人形の国のアリス2」より「ビンを持つアリス」
「フルタ・人形の国のアリス2」より「背が伸びたアリス」
「北陸製菓・アリスのティーパーティ3」より「大きなアリスと逃げるうさぎ」
「フルタ・人形の国のアリス」より「指輪をもらうアリス」
「北陸製菓・アリスのティーパーティEX」より「アオムシ(A)」です。


Posted at 02:08 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
WriteBacks
TrackBack ping me at
http://haizara.net/~shimirin/blog/kirita/blosxom.cgi/20071112020443.trackback
Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.