Jun 28, 2007
おいしい!review
おいしい!カテゴリを作ったことだし、今までのおさらい。
▼アイスカチャン。トロピカルかき氷。カラフルで、ゼリーや甘いピーナッツなども入っている。氷は粗め。
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▼ドライパンミー。「ドライ」はスープなし、「パン」は板の意味で板状の生地をパスタマシンにかけて麺にする。「ミー」は麺。これに、赤唐辛子を刻んだものに鰹節みたいなのが混じった薬味を入れて、かき混ぜて、ぐちゃぐちゃにして食べる。4.8リンギ。この店のメニューはこれだけ。いつも込んでいる。漢字で「建記」だけど、「KIN KIN」と看板にある。KLのチョーキット市場の近く。
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▼「えびワンタン」と「ミーゴレン」。どちらも、ラッキーガーデン(KL,バンサー)の角の店、「南泉」の中にある。休日の朝はこの二つと後で紹介する「ラクサ」の三つ巴で何を注文するかいつも悩む。「えびワンタン」麺入りもあるが、私はいつもワンタンだけ、数を指定する。ワンタンの中はプリプリのえびが2、3尾とつなぎ。スープもあっさりだがこくあり。この味を知ってほしい。イヤ、知ってほしくない。「ミーゴレン」は他の店のと比べてあっさり目の味付けがほどよい。
▼KL、ジャパンクラブ近くの「ロブソン」のフィッシュヘッドカレー。フィッシュヘッドは魚の頭だけど、これは魚のアラ。ブヨブヨのところがう、うまい。あの魚はなんだろう。家では出せない味。ご満悦の表情は旅のパートナー、松井氏。
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▼これを食べて、「ラクサ」のイメージが変わった。ビーフンに錦糸卵、ゆでエビ、香菜にスープだが、このスープが絶妙。辛さ、甘さ、しょっぱさ、すっぱさが渾然一体、絶妙である。中国料理の調味料、サーチャーも入ってる(と思う)。ラクサにも種類があるが、これはサラワクラクサらしい。ラッキーガーデン(KL,バンサー)の角の店、「南泉」の中でこれも味わえる。
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▼ご存知「バクテー」。ここはダイナスティ・ホテル(KL,ジャラン・イポー)の近くにある「萬利肉骨茶」。こぎれいなところもいろいろあるが、ここが気に入っている。古ぼけた店内の片隅に炭火で大きなやかんが十数個かけてあって、「ムムッ、やるな!」って感じ。 濃い色のスープが意外とさっぱりで、つい飲み干してしまう。やすいし、うまいし、いいです。
Jun 25, 2007
水果句会 第1回例会報告
日時:5月27日(日) 午後2時~会場:杉山純子様宅
参加人数:9名
選句方法:天地人方式(各3、2、1点)
兼題:スコール
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☆8点句
・掻き曇る街の向こうに茜雲 ふーちゃん
☆7点句
・スコールの車中うまれた秘密あり まきろん仮面
・雨降って現れたのはテタレ川 凡石の子
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☆6点句
・驟雨去り鮮やかなりし仏桑花(ぶっそうげ) 何葉
☆5点句
・雷雲の下に赤児の眠りおり 麻麗子
☆4点句
・わが窓の外にカミナリ内に亀 ゆーら
・霧雨に蛍の命仄めきし 何葉
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☆3点句
・せわしなく気まずさ攪拌するワイパー 芳仙
・ひいやりと雨降る前に風の吹く さど・じゅん
・スコールに打たれさながら溺死体 ゆーら
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☆2点句
・スコールになすすべもない人の無力さ おきらく
・虎落(もがり)笛(ぶえ)もがりもがりて涙なし 麻麗子
・じっと待つ気分次第か雷神の 凡石の子
・音を消し声を閉じ込めた走る雨 さど・じゅん
☆1点句
・遠雷が帰路急がせる遅い午後 凡石の子
・朝まだき「遣らずの雨ね」背中で言うきみ ふーちゃん
・スコールは来てすぐ帰るオトコのよう ゆーら
・スコールと泣けばだれにも聞かれまい まきろん仮面
・スコールの人為謗りて去りゆきぬ 麻麗子
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参加者全員、俳句初心者。ことばによる自己表現、の一端として。
次回は7月8日、麻麗子様宅にお邪魔して遊びます。詳細は後日連絡します。
Jun 24, 2007
水果俳句会 第1回例会報告
日時:5月27日(日) 午後2時~会場:杉山純子様宅
参加人数:9名
選句方法:天地人方式(各3、2、1点)
兼題:スコール
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☆8点句
・掻き曇る街の向こうに茜雲 ふーちゃん
☆7点句
・スコールの車中うまれた秘密あり まきろん仮面
・雨降って現れたのはテタレ川 凡石の子
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☆6点句
・驟雨去り鮮やかなりし仏桑花(ぶっそうげ) 何葉
☆5点句
・雷雲の下に赤児の眠りおり 麻麗子
☆4点句
・わが窓の外にカミナリ内に亀 ゆーら
・霧雨に蛍の命仄めきし 何葉
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☆3点句
・せわしなく気まずさ攪拌するワイパー 芳仙
・ひいやりと雨降る前に風の吹く さど・じゅん
・スコールに打たれさながら溺死体 ゆーら
☆2点句
・スコールになすすべもない人の無力さ おきらく
・虎落(もがり)笛(ぶえ)もがりもがりて涙なし 麻麗子
・じっと待つ気分次第か雷神の 凡石の子
・音を消し声を閉じ込めた走る雨 さど・じゅん
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☆1点句
・遠雷が帰路急がせる遅い午後 凡石の子
・朝まだき「遣らずの雨ね」背中で言うきみ ふーちゃん
・スコールは来てすぐ帰るオトコのよう ゆーら
・スコールと泣けばだれにも聞かれまい まきろん仮面
・スコールの人為謗りて去りゆきぬ 麻麗子
参加者全員、俳句初心者。ことばによる自己表現、の一端として。
次回は7月8日、麻麗子様宅にお邪魔して遊びます。詳細は後日連絡します。
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スカウへの旅~闇に光る目
★2007年2月17日から20日まで、中国正月の休みを利用して、サバ州スカウのジャングルを旅した。同行者、松井氏、日本語ガイドダニーさん。まずはサンダカンまでエアーアジアで。ラッキーなことにキナバル山がきれいに雲から頭をのぞかせている。
★サンダカンの空港でダニーさんと再会。そこから車で3時間、雨季になると泥だらけで四駆じゃないと通れない道をひたすらスカウ村目指して走る。13時40分、キナバタンガン川の船着場に着く。ここからボートで30分。お宿の「メラピロッジ」は新しくて、清潔。食堂も立派。食事もおいしく、言うことなし。遅い昼食。4種類のビールがあって、左から「タイガー、カールスバーグ、ステラ、アンカー」。初めて飲んだステラ(KLにはない)はなかなかうまい。
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★4時、さて、いよいよジャングルへ。リバークルーズ。サイチョウが滑空して高い梢に止まった・・・サル!お、テングザルじゃん・・・オランウータンの寝床だって、あれ・・・あ、カワセミ!・・・早くも目は動物を捕らえるが、カメラには遠し。しかしここはタマンネガラより動物相が濃い気がする。
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★夜8時。興奮の余韻覚めやらぬまま、今度は「ナイトクルーズ」へ。満天の星の下、ボートは支流に分け入っていく。漆黒の闇を船頭のトーチライトだけが上下左右に揺れる。と、ふいにライトも消え、逆エンジンがかかる。なにか見つけた!静かに岸に寄る。なんだ、なんだ・・・ホラ、というようなライトの先に目を凝らすと、カワセミ!わー、おもちゃみたい!・・・というドキドキが十数回あって、イヤア、参った!!
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★なおもボートは忍び足で進む。水面はそよとも揺れず、ビロードの鏡面。木々がライトを浴びた瞬間水中に等しく逆さまに映り、引き込まれてしまいそうになる。異次元へ墜ちて行ける・・・。★闇を透かして光る二つの目。水の中の小さなワニ。すぐに水に潜る。また赤く光る2つの目。ヘビ。大きい。動かない。ダニーさんが陸に上がる。続いておれたちも。こわごわ近寄る。鶏でも食ったのか、腹が膨れていて動けない。5メートルはあるだろうか。ニシキヘビ。パイソン。派手な模様の丸太ん棒がくねって、虹色に光る。思わずなでる。なでることで確認したい実在。ヘビの。自分の。1回、2回。なおジッと動かない。のどがかわく。圧巻。
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★「ナイトクルーズ」から帰り、10時からジャングルの中を「ナイトウォーク」をした。ダニーさんの先導で、ヘッドライトをつけて眠っている昆虫を探しに行く。目が赤く光るクモがいた。ナナフシがいた。バッタが多く、今まさに脱皮中というのもいた。
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★今日はここまで。十分ジャングルを堪能した。ロッジに引き上げ、ベランダで持参のワインを飲んで、12時過ぎ就寝。
Jun 21, 2007
スカウへの旅~闇に光る目
2007年2月17日から20日まで、中国正月の休みを利用して、サバ州スカウのジャングルを旅した。同行者、松井氏、日本語ガイドダニーさん。まずはサンダカンまでエアーアジアで。ラッキーなことにキナバル山がきれいに雲から頭をのぞかせている。
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Jun 06, 2007
森の宝石たちー1
つい最近、新しい趣味がひとつできた。「昆虫採集」。同僚で、物理を教えているB氏が昆虫の大家で、彼の専門は「カミキリムシ」。KLから30分ほどのジャングルで、蛭にビクビクしながら、枝をはたいてムシを網に落とす。蝶が舞い、トカゲが道をよぎり、高い空をサイチョウらしき鳥が滑走する。採った虫を干して標本にして、保存するまでの工程は全部B氏に教わった。専門家が近くにいて、教えてもらえるのはありがたい。マレーシアは昆虫のメッカだと誰かのサイトに書いてあった。蛭にひる(?)まず、また行きたい。 ★写真左から、カミキリムシ(Epepeotes属)、ヒシムネカレハカマキリ、ゴミムシダマシ、アトキリゴミムシ、同左、テントウムシダシ。★左から2番目のカマキリは3センチぐらい。枯葉に溶け込んでいて、見てもわからず、枝を叩いたら落ちてきた。みごとな擬態。