ドラゴン・フルーツ
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沖縄の料理・食材の窓


ドラゴン・フルーツ




 今が盛りの感があります。ドラゴン・フルーツ。一等最初に食べたのは父がベトナムから隠し持ちかえったものでした。不思議な果物があるものだと食しますと、これが、キイウイ風味でした。甘いですが、ああいう食感です。これが沖縄で出回まわりはじめたのが4、5年前くらい。「あ、あれだ」と思って買おうとしたのですが、1個2000円くらいの値段がついていて止めました。ドラゴン・フルーツを沖縄へ技術導入したのは、「松永農園」というところで、この人たちは台湾の方です。積極的にその技術を沖縄のいろんな人たちへ売って、次の年は1500円、1000円、・・ついに今年はこの値段。来年はどうなるんだろう、と少しばかり栽培農家の心配をしています。

 ドラゴン・フルーツには3種あります。果肉が赤、白、そして黄色、これは外皮が黄色いのか果肉が黄色いのかよく分からないのですが、これを育てている人が言っていました。そして、黄色が糖度は一番高いらしい。なによりも花が美しいのです。月下美人のよう。月下美人は食べられる心配はないけど、実も花も食べることができるドラゴン・フルーツは、ちょっと気の毒。

 ということで、沖縄フルーツの新顔ですが、うんと冷えたドラゴン・フルーツ、サボテンの実へ、Let's try !




2003.9.17


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