Mar 27, 2008
つづき
その恐竜だけど、よくある何とかキャッチャーで吊り上げられたわけではない。遊園地にあるコーナーで、息子が「あれが欲しいから」と挑んだゲームで得点をとって係りのお兄さんから笑顔で受け取ったものだ。つまり何と言うか人の手から手へと渡ってやってきた、そういう経緯があるカオをしてる、とわたしは思う。
動物が好きな息子だけど、ぬいぐるみの類は妹たちに先手を打たれていた。だから、この「ぬいぐるみの恐竜」は自分のものとして手に入れたかったのだろう。
ちなみに彼がずっと公然と大切にしていたぬいぐるみがひとつだけある。それは、恥ずかしいけどわたしの手作りクマさんだ。初めての赤ちゃんを待ちながらタオルで作ったあおいクマさん。
それは赤ちゃんだった息子をベッドで見守り、やがて「クマクマ」という愛称で呼ばれるようになったが、、。いつか「クマクマ」と誰かが書いた字が「ヘマヘマ」と見えてそれに変わってしまった。
実際、不器用なわたしが製作者だし、くてくてふにゃふにゃしていた(ま、赤ちゃんがギュッとできるようになってるんだけど)からその名前もそれなりに似合っていたと思う。
そのクマの行方はわからない、、。息子が高校生の頃までは見かけたのだけれど・・・。
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