Jan 11, 2008
一歳三ヶ月
せっかくの休みの日に朝から頭痛がする、そういう日が断続的に続くと、だんだんいろいろなことが憂鬱になり、「意欲減退症状」がやってくる。そうやってもう何年も生きてきた。もしも元気だとしても、せいぜい自転車で好きな古本屋や喫茶店に行くか、美容室で気分転換するか、必要があれば街に出て用事を済ませるくらい。たいしたことはしない。でももちろん、気分的に違う。
仕事がある日は何がなんでも行くつもりでいるから、薬を飲んで行く事は日常的。つまりいつも少しずつ無理しながら過ごしているので、休みの日くらい晴れやかな気持ちでいたいなーと、思ったりする。
で、今週は休みが多くラッキーな週なのに、ほとんど鎮痛剤を飲んでいた。
せっかくの休みを寝て過ごすのはもったいないし、飲めば起きて動けるから。そして休みの日が嬉しいのは眠いときには眠ればよく、無理しなくてもいい、ということだ。
「暖かいうちに」と思ってさっき自転車で郵便局へ行ってきた。好きな坂道を下って行く、風が気持ちよい。こういうぼんやりした頭の時は冷たい水で顔を洗ったりするのが効果的で、冬の外気はすごく気持ち良かった。よい気分でコンビ二に自転車を止めたら、隣の自転車の前椅子にほわほわの可愛い赤ちゃんが座っていた。思わず「可愛いですね、どれくらいですか?」と声をかける。「一歳三ヶ月です」と若いママはニコニコしながら答えてくれた。するとその赤ちゃんが「うきゃきゃ」と小さな声をだして笑ってくれたのだ。可愛かった。
わたしは若い頃、小さな子や赤ん坊が苦手だった。猫の仔だったら絶対抱いてみたいけれど、人間の赤ちゃんをさわってみたいなんて、どうしても思えなかった。
そのわたしが三人のこどもの母親となり、やがてベビーシッターを仕事にするなんて、自分でもどうなっているのかわからない。
年長の友達には孫が出現したりしている。わたしは正直なところ、孫を抱いている自分が想像できない。(つまり欲しくない)
でも、客観的に可愛い赤ちゃんはやっぱりカワイイ。赤ちゃんの笑顔はまわりのひとを幸せな気分にしてくれるものだ。そんなことを考えつつ帰ってきた。今朝の頭痛倦怠感から開放されつつあった。
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