Jun 30, 2007
スピーチバルーン
「スピーチバルーン」は、清水哲男さんの詩集の名前だ。ずいぶん前のことになるが、この詩集を読んだときに感じた、新鮮でユーモアに富んだ言葉づかいの巧みさは今でも思い出す。
ところで、最近、ある英語のマンガを読んでいたら、「スピーチバブル」という表現に出会った。マンガの吹き出しは英語では「スピーチバルーン」というと覚えていたので、なるほど、「スピーチバブル」という言い方もあるのかと驚いた。
アメリカのマンガと日本のマンガはどことなく違う。
人物の描き方、表情やジェスチャー、会話の仕方、話題、擬声語や擬態語、小道具、色使い、動きを強調する記号やマーク、もちろん使う言語など、かなり違うことに驚く。
こういう感覚のちがいはいろいろな面に影響を及ぼすだろう。
政治経済文化スポーツなどなど・・・。
ハリウッド映画やアメリカンポップスはどんどん入ってきているし、アメリカに留学したり転勤したりしている日本人は相当な数にのぼるだろう。
それでも、文化のちがいを理解し合い、尊重しあえる関係を築くのはかんたんではないと思う。
参考までに、「マンガ」は、comic,「落ち」は、punchlineというようだ。
Jun 29, 2007
また別の散歩道
四谷駅付近の土手もまたぼくの散歩道。立葵(タチアオイ)でしょうか?むかし、広島市のとある通り沿いに何十メートルもタチアオイを植えて世話をしている名物老人がいました。きょう、この花を見かけて、ふとそのことを思い出しました。Jun 28, 2007
散歩道
ぼくのいつもの散歩道です。清水谷公園内。 なんだか、きょうは、グランド・プリンス・ホテルあたりが報道陣でさわがしかったです。TBSの株主総会という文字も見えたりしましたが・・・。真相は不明です・・・。Jun 24, 2007
岡田喜代子詩集「午前3時のりんご」
ひさしぶりにすてきな詩に出会いました。岡田喜代子さんの、「午前3時のりんご」という詩集(花神社刊)から、「北関東」というタイトルの詩を、マイブログ、 「越落の園」にご紹介しましたのでみなさまどうぞご覧ください。
Jun 21, 2007
Jun 16, 2007
梅雨入り
東京地方も梅雨入りしましたが、昨日今日は晴れてますね! 天気ほど変わりやすいものはないような気もしますが、人の心は見えないけれど、もっと変わりやすいような気がしますが・・・。
先日ゲストブックにも載せさせていただいた「あじさい」の詩と 拙詩集「笑顔の法則」の中の「あじさい」にかかわる詩を拙ブログ「きままな詩歌の森」 に載せましたので、ご覧いただければさいわいです。
みなさん、梅雨のひぬ間を楽しみましょうね!
ところで、詩誌「SPACE」74号が出ました。高知県の大家正志氏発行です。「ふたば工房」のHPで詩作品を読むことができます。ぼくも参加していますので、ぜひご覧ください!
「ふたば工房」
Jun 11, 2007
俳句も短歌も!?
みなさん、こんにちは。新人が「露出」しすぎるのはいかがなものかとも思いますが(笑)、たわむれに作った最近の短歌と俳句を、「南原充士*きままな詩歌の森」に載せましたので、よろしければ、ご覧ください。Jun 10, 2007
Jun 08, 2007
Jun 07, 2007
詩の位置づけ
正直、自分にとって詩がすべてではないと思う。雑多ななりわいの一部に過ぎない。好奇心は、美術へ、音楽へ、科学へ、医学へ、お笑いへ、グルメへ、ワインへ、ファッションへ、娯楽へ・・・。さまざまなものへと向かう。
それにもかかわらず、母港のように、航海から帰ってくる小船を迎えてくれるのが詩のような気がする。
率直に言って、読んで感動する詩は少ない。
だから、またふらふらと、ほかの世界へ遊びに行きたくなる。
そんな風来坊にとって詩はふしぎな基地かもしれない。
Jun 06, 2007
ある驚き
先日、「歴程初夏の朗読フェスティバル」に行ってみた。朗読会に行くことはほとんどないので、何十年ぶりだったかもしれない。 収穫は、作品と名前しか知らなかった詩人の実物を拝見できたこと。 海埜さんをはじめ、関富士子さん、和合亮一さん、粕谷栄一さん、八木幹夫さんなど。 とりわけ、”とり”の那珂太郎さんは、目も耳もずいぶん ハンディがありそうだったにもかかわらず、はっきりした声で、古典的な教養に裏打ちされた自作を朗読されたのには、感動した。 詩にそれだけ打ち込める姿勢がまぶしくてうらやましく思えたのかもしれない。 はたして自分があの年齢になったときに、どういう心身の状態になっているか予想できないが、少なくても、人ごみの中に出かけていこうという活力だけは、もっていたいものだ。 朗読会は苦手だが、そういう収穫もあるので、食わず嫌いはよくないのかもしれないと思った。Jun 03, 2007
ブログ紹介
昨日、ぼくのブログを紹介させていただきましたが、リンク不十分だったようなので、再度、記入させていただきます。「南原充士の芸術随想*越落の園」
「南原充士*きままな詩歌の森」
「越落の園」では、さまざまなジャンルのエッセイみたいなものを書いています。最近では、「価値観の研究」と題して、人間の思想的な問題をしつこく問いかけています。哲学的なアプローチがお好きな方には喜んでいただけると思います。
「きままな詩歌の森」では、ぼくの過去の詩集からの抜粋と最近書いた詩作品を掲載しています。どうぞご覧ください。
「灰皿町」のこのブログでは、町内のみなさまとコミュニケーションをとることを重点的にできたらいいなと望んでいますので、どうぞ遠慮なくコメントやメールをいただきたいと思います。
以上、よろしくお願いします。
Jun 02, 2007
自己紹介
ぼくのことをご存じない方が多いと思いますので、かんたんな自己紹介をさせていただきたいと思います。昭和24年(1949年)に茨城県に生まれ、高校卒業後に上京。
大学では、法律を専攻しました。仕事は行政関係に長く携わりました。
10代後半から詩らしきものを書き始めました。
一時期、「東京詩学の会」というのに出席しました。
嵯峨信之、石原吉郎、村岡空の諸氏が熱心にコメントをしていたのを思い出します。
やがて、投稿仲間に誘われて同人誌「太刀」に入りました。
吉田義昭氏とはそれ以来の付き合いです。
そのころ、同世代の詩人とも多く出会いましたが、とりわけ、同人誌「夜行列車」の同人だった清水鱗造、瀬尾育生、若井信栄の諸氏は吉田義昭氏とともに、ぼくに大きな刺激を与えて、与えてくれました。
30代の半ばから40代の後半までの10年間は詩作から遠ざかり、詩の発表に至っては、50代半ばまで20年間、休止していました。
6年ほど前、「近代文芸社」から詩集発行を勧誘するちらしが届いたときふと思い立って、20代から30代にかけて書いた詩をとりまとめて出したのが、「個体から類へ涙液をにじませるfocusのずらし方・ほか」です。
3年ほど前、吉田義昭氏に詩誌「SPACE」を紹介されて、実に、何十年ぶりかで、詩の発表の場を持ちました、
この3~4年はふしぎに筆が進んでいます。質はともかく、量では勝負できそうです(笑)。
そこで、新作を集めて、2年ほどまえに思潮社から詩集「笑顔の法則」を出しました。
以上が、ぼくの詩にかかわる略歴です。
なお、ここ以外にも、ブログを持っていますので、よろしければ是非ご覧ください。
*「南原充士の芸術随想*越落の園」 http://blogs.yahoo.co.jp/nambara27
そして、*「南原充士*きままな詩歌の森」 http://nambara14.exblog.jp
長くなりましたが、きょうは以上で終わりたいと思います。