Apr 06, 2025
研究所で そのに

アイスとノヴァが話している。
ヤビーさんをどこか泊めてくれるところないですか。
僕はいずれ、宇宙ステーションに戻らなくちゃならないし。
ハリーに頼めばいいわよ。
魔術劇場なら誰でも受け入れてくれるから。

そこに、シェリー博士たちが
お花見から帰ってきた。
アイスがここに来るなんて珍しいわね。
ちょっと頼み事で。
アイスはヤビーの記憶修復のことなど、
研究所に来た理由を話している。

ツナとドロレスも戻ってきた。
そちらの方は?
観光に来ているノヴァさんよ。
ヤビーの修復が済むまで、
ここで待たせてもらってるの。
じゃあ私がお相手するわ。

ドロレスは採りたてだという
ドラゴニアベリーを運んできた。
これは農家の即売所で見かけるわね。
私たちが卸してるのよ。

産地が未来世界のジャングルだって知ったら、
みんな驚くでしょうね。
そーなんですか。
ツナとナディアは、
仮想現実の未来世界から来てるのよ。
ほー。この星でそんな装置を作れるなんて初耳ですね。

シェリー博士とミューは、
ヤビーに対面していた。
あなたが記憶の修復をしにきたという、
ヤビーさんね。
レイチェル、修復は順調に行ってるの?
それが表面が特殊な金属で覆われていて、
内部が開けなくて。
ドリルじゃ歯が立たないんです。
直接開けられないなら、
あれを使ってみようよ。
とミューが言った。

これは転送装置に使っていたヘルメットね。
もう必要無くなったから、
別用途に改造したの。
これでショックを与えるの?

そんなことしないよ。
内部で発生している微細な電気信号と
やりとりするの。
損傷箇所を見つけることができるかも。

私、このタイプのロボット、
みたことがある気がする。
とナディアが言った。
え、本当?
ツナも知ってるかもしれない。
呼んでくるわ。
解説)
続きます。
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