Jan 11, 2025
集落への散歩
散歩してきたばかりのハリーたちに
負担をかけまいと、
サラは夫妻と別れてきたものの、
この辺のことはわからない。
とりあえずフロントにルームキーを預けて
出かけよう。
良い一日を。と言われている。
ホテルを出ると、
ちょうど森から帰ってきたらしいシーザーと
ダリオに出会った。
二人とも去年のハロウィンの時に、
サラたちの部屋を訪れ、
シーザーには猿の惑星の着付けを、
ダリオにはアフリカの民族衣装の着付けをしたので、
サラとは顔見知りだった。
サラさん、泊まりに来てくださったんですね。
そうなの。ホテルは順調みたいね。
これから散歩に行くんだけど、
このへんのこと全く知らないの。
ここはマークの集落の外れですからね。
集落までちょっとだけ離れていますよ。
ジャングルに迷い込むと危険です。
よかったら僕が集落まで案内しましょう。
とダリオが言った。
良い1日を。
とシーザーが叫んでいる。
助かるわ。
ところで、ダリオさんはどうしてホテルへ?
ホテルに食品を卸すアルバイトを始めたんです。
ふーん。逞しいのね。
食品は向こうの世界から借りてくるんですよ。
それってずるくない?
ここは知ってる。ホテルに来る時通ったわ。
フラハの家に抜ける道です。
道に見えないけど。
フラハの家の前にでた。
会うと足止めされそうな予感がするから、
通り過ぎましょう。
ここからは平坦な道が続きます。
集落の中心部までちょっとあるのね。
いよいよ中心部ね。
この道がメインストリートです。
ここはレストラン?
豹変亭っていう飲み屋を兼ねた食堂ですよ。
一応集落に来る目的を達成したので、
二人は休憩していくことにした。
店の奥から出てきたアンドレアが、
いらっしゃいませー。
と言っている。
解説)
続きます。
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