Dec 31, 2024
大晦日
佳奈とはるなは、
郊外に向かう道を散歩して、
フェンスのそばの楓の元に辿り着いた。
他の紅葉はほとんど散っちゃったのに、
この小さな木は見頃ね。
崖沿いにあって、まだ若いからかな。
その頃、サラたちの部屋に、
ソローが石炭を届けにきていた。
あ、ソローさん、
ちょうどよかった。
その空のカートに載せて、
彫像を広場まで運んでくれない?
お安いご用です。
広場に、佳奈とはるなが散歩から
戻ってきた。
もうお正月モードなのね。
と言っている。
ドラム缶には掃き集められた
落葉が入れられているようだ。
これは?
落葉炊きするんだよ。
彫像を乗せたカートを押して、
ソローが広場に到着した。
ドルフィンのマスターが、
彫像を台座の上に取り付けている。
これ、軽かったけど材質はなんですか?
紙粘土のようだよ。
舌出してますね。
今年もあれこれとあったけど、
煙のように過ぎたなあ。
火のないところに煙は立たずよ。
焼き芋食べて年越しですね。
などと話している。
解説)
続きます。
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