Sep 20, 2023
翌朝の続き
ジェニーたちの部屋で、
ジェニーと文学青年が話している。
今日も暑いね。
28度もあるよ。
たまきは散歩に出かけたよ。
元気だね。
隣の高台で、たまきは崖の風景を眺めていた。
まだ暑いけれど、セミの声はなくて静か。
風が吹くともう。
風は過去から吹いてくる。
って、どこで読んだんだっけ。
探偵事務所に帰る途中の翠が
通りかかった。
昨晩はデジャの歓迎会で、飲んじゃって。
歓迎会って?
あ、ハーレーの歓迎会だよ。
ハーレー戻ってきたの?
たまきは急いで広場にやってきた。
ハーレー久しぶりだね。
ああ、たまき。懐かしいなあ。
まだバンブーハウスに住んでるの?
とっくの昔になくなっちゃったよ。
でも今もほぼ同じ場所に住んでる。
ナオミやジェニーも元気だよ。
ゆっくりできないの?
今日は一応郊外の警備隊本部に戻らないと。
近くだから、また来るよ。
ハーレーの乗ったバイクは
発進していった。
ハーレーを見送った3人が、
ベーカリーに戻ると、
ドルフィン前にサラが来ていた。
サラはドルフィンの倉庫で、
服を交換していたのだった。
じゃあこの派手な服、
倉庫にしまっておくわ。
とリタに言われている。
随分おとなしい服に着替えたのね。
あの服、似合ってたのに。
確かにそのままプールで泳げたし、
便利だったんだけどね。
もう秋だし。
えー、プールなんていったの?
そんな話聞いてないよ。
解説)
今回もささやかな変化。
時間がゆっくり流れています。
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