Mar 25, 2023
局長の休暇
コーヒー豆、これで最後だよ。
とケイが言っている。
ペンギンに行って買ってくるわ。
サラがペンギンに行くと、
ちょうど店の前でジルに会った。
ジルさん、こんにちわ。
ドイツ兵のコスプレ着替えたんですか?
うん。春だから気分転換。
お店にリアルなペンギンの
コスプレした人がいるよ。
あの人、本物みたいだって評判なの。
とリズが言った。
その頃、地下通路を
3人の女性が歩いていた。
あ、局長、お迎えにきました。
とミラが言っている。
わざわざご苦労様。
一本道だから迷わないのに。
それに遊びで来たんだから、
堅苦しいのは抜きでね。
はい。
一行は地下通路を抜けて、
ミラたちの家から
ペンギン前の空き地に出てきた。
バグが出迎えている。
空飛んで来なかったんですね。
突然町に天使が舞い降りてきたら
流石にまずいでしょう。
お連れの人たちも管理局の方ですか。
いえ。私の故郷の友達よ。
私がここに遊びに行くっていったら、
一緒に異世界に行ってみたいって。
本当はルール違反なんだけどね。
一応私がルールだから。
などと話している。
見慣れぬ服装の一行の出現に
驚いていたサラは、局長の顔を見ていて、
ふと随分前に見た
印象深い夢を思い出していた。
解説)
局長たち3人の服は、セリアで購入した
プリーツ生地の巾着袋を使用しました。
巾着の底面の中央に頭を出すための穴を開け、
底面の両端の側面に
腕を出すための切れ目を入れただけ。
あとは紐通しの穴の部分を虫ピンで
押さえて隠すだけの簡単加工です。
袋の紐はそのままベルトなどに。
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