Nov 06, 2022
新しいお店
ルビーは大道芸人と食事しながら
話をしている。
また広場のあの場所で
歌わせてもらえるなんて感激ですよ。
みんなアンとドラコを見にくるけど、
あなたの歌も大人気みたいですからね。
何より、あの豪快な声量に圧倒されます。
こうしていつも口を開けてると、
歌う時と食事のときは便利ですけど。
ついタバコを吸いたくなるのが、
玉に瑕ですな。
誰か私のこと噂したかしら。
と言っている。
はるなは、リタと夏木さんと話していた。
みなさんも秋の装いですね。
あ、夏木さん、プラネタリウムまだやってますか。
ずっとペンギンのバイトで観に来れなくて。
ちょうど今日で終わりだけど、
まだ観られるわよ。
ラッキー。
アンも着せ替えてもらったら?
私ハ寒サヲ感ジマセンガ
サラサンニ会ッタラ頼ンデミマス。
魔術劇場の扉から
ヴィヴィアンが出てきた。
秋の装いをしているようだ。
プラネタリウム今日まででしょう。
あのスペース、使わせてもらうことにしたの。
何をするんですか。
ホテルについてるバー見たいなお店。
それは楽しみ。
じゃあ、その前にまた工事ね。
とリタが言った。
使うのは全然OKだけど、
どうしてまた。
とルビーが聞いている。
魔術劇場には
イリアやヨシフやジョニーが
居候状態でいるんだけど、
お世話になりっぱなしで、
暇だしお店でもやりたいっていうから、
相談してたら、
遊びに来てたジルさんが、
ちょうどホテルのスペースが空くから
使えばいいって提案してくれて。
じゃあ試しに年末のクリスマスまで
やってみようっていうことになったの。
さっそく明日から
工事にかかりましょう。
とドルフィンのマスターが言った。
解説)
またまた思いつきの展開です。
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