Aug 10, 2022
夏といえば そのさん
サラとアシュレイの乗った
オープンカーは、
ジルからもらった地図を確かめながら走り、
郊外の小さな別荘前に到着した。
管理人が椅子を運んでいるようだ。
やあサラさん、こんにちわ。
ジルさんから、お話は伺っています。
いま準備していたところです。
と管理人は言った。
サラが管理人の後から階段を登ると、
そこには人工の池があった。
ちょっとした木陰で、
涼しそうね。
とサラが言った。
管理人がどこかで装置のスイッチを入れたらしく、
岩の斜面を水がつたって、
池に注ぎ込み始めた。
二人は椅子に座って
雰囲気を楽しんでいる。
池の中には魚の姿も見えるようだ。
あの苔むした石は、
水面に浮かんでるみたいですど。
ご存じのように、
この池は、ジルさんが別荘用に作られた
人工の池で、あれも人工の軽石なんです。
ジルさんはいくつも別荘をお持ちですが、
ここはその一つ。
小さなひなびた山小屋のような作りですが、
寝泊まりもできますので、
どうぞごゆっくり。
と管理人は言った。
解説)
今年はどうしたものかと思っていましたが、
結局、居間にポリ容器を持ち込んで、
簡単な情景セットを作ってみました。
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