May 10, 2022
束の間の訪問者
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アンの知能は人並みですが、
言語能力は特別で
ほとんどの言語を理解します。
などとバトラー博士が紹介している。
ハバリ ザ ムチャーナ
とアンは言った。
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記念写真が撮影されている。
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撮影した研究所の所員が
今、なんて言ってたんですか?
と聞いている。
博士はあれはスワヒリ語だよ。
と答えている。
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あれって、ロボット研究所の
アンの宣伝キャンペーン企画だね。
政府要人も巻き込んで、
存在意義を示そうと必死なんだよ。
でもちょっと危険だなあ。
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さまざまな人が集まっている。
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せっかくだから、
向こうで撮影させてもらえばいいのに。
とソローがエトナに言っている。
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私あの人ちょっと苦手で。
とエトナは言っている。
テーブルには、ふだん見かけない人もいて、
周囲の様子を窺っているようだ。
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シークレットサービスが
何か耳打ちすると、
要人はそそくさと引き上げていった。
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何かあったんですか。
今回の非公式訪問の情報が事前に漏れていて、
暗殺計画があるという通報が入ったらしい。
と博士は言った。
いやお騒がせして申し訳ない。
彼をアンの宣伝に使えればと研究所が考えて、
軍の関係者を介してお伺いを立てたところ、
運よくスケジュールの合間にはまって、
きてくれることになったんだ。
もちろん政府や彼自身の政治宣伝にもなるからね。
急な話で、CGの方にも伝えていなかった。
あの人いつもああして上機嫌なんですか。
うん。何考えてるのかは謎だけどね。
解説)
今回登場したフィギアヘッドは、
先日秋葉原で求めたもの。
笑顔の造形が素晴らしくて、
見ていると自然とこちらも顔が綻びます(^^)。
そんなわけで、やや強引に
出番を作ってみました。
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