Feb 21, 2022
春をまちながら そのご
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丹後権太はたぬきうどんを食べている。
権太さんは旅行中とのことですが、
これからのご予定は?
と公園の管理スタッフがきいた。
とくに決めてないんです。
だったら、しばらくうちにきて、
公園管理の仕事を手伝ってくれませんか。
といっても、季節柄、薪割りや薪運びが主ですが。
それはうれしい話ですが。
いいのかな。
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ちょうどあそこにオーナーのジルさんがいるから、
話をしてみましょう。
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公園の管理スタッフは、
春節の前から椅子に座って
ずっと食事していた(^_^)、
ジルに声をかけた。
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ジルは、公園の管理スタッフから、
丹後権太を紹介され、
権太に手助けして貰ったことのあらましと、
ひいては最近燃料の需要がふえて、
人手がたりなくなっているので、
できたらアルバイトに雇いたいのだが、
というはなしをきかされた。
そういう事情なら、もちろんOKだよ。
ところで君の名前はなっていったっけ?
あ、ヘンリー・ソローといいます。
ああ、そうだった。権太さんに説明すると、
森林公園は一般に開放してるんだけど、
その施設の整備や管理は、もうひとりの、
なんといったか名前を忘れたスタッフと、
このヘンリー君の二人にまかせているんだ。
これからは三人でよろしくたのむよ。
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屋台ではさっそくガスコンロに
大鍋がかけられている。
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丹下健太はこの厨房せますぎ。
と嘆いている。
その大きいお鍋よくみつけたね。
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サラはかつおぶしを削っていた。
なにつくるの?
といわれている。
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大きな鍋が屋台で使われることになったので、
かわりに火にかけた両手鍋で、
味噌汁をつくろうと思い立って、
かつおぶしの出汁をとることにしたのだった。
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ずいぶん削ったのね。
たっぷりつかうとおいしいのよ。
解説)
今回は、かつおぶしをつくるために、
久しぶりに鉛筆をカッターで削りました(^_^)。
いつも呼び名が長くて気になっていたので、
森林公園の管理スタッフのフィギアに、
ヘンリー・ソローという名前をつけました。
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