Oct 03, 2021
ジャンヌの肖像画 そのに
![c1](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c1.jpg)
マンスフィールドさん。
もっとジャンヌが描かれた肖像画について
教えていただけますか。
とレイアがいった。
![c2](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c2.jpg)
そうねえ。。
![c3](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c3.jpg)
これはジャンヌの写真。
画学生になってモデルをしてた
頃のものっていわれてる。
![c4](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c4.jpg)
これは
「首飾りを着けたジャンヌ・エビュテルヌ」
1917年の作品。
二人が出会ったのは1916年の暮れで、
ジャンヌをモデルにした肖像画では、
ごく早い時期のものといわれている。
前髪の感じや首の傾斜が写真に似てるね。
![c5](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c5.jpg)
「帽子とネックレスをしたジャンヌ・エピュテルヌ」
この絵も描かれたのは1917年。
タッチがかわっている。
首を傾けたポーズや、
首飾りはこれも共通してるね。
![c6](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c6.jpg)
これは「ジャンヌ・エピュテルヌの肖像」
1918年。
前に紹介した作品と
同じ色のセーターを着てるでしょう。
ジャンヌは、この年の11月29日に女児を出産してて、
妊娠中の肖像といわれている。
瞳がなくなってる。
モジリアニ様式の完成形だね。
![c7](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c7.jpg)
「椅子に肘をつくジャンヌ・エピュテルヌ」
1918年。
椅子の桟を利用した
構成が面白いね。
![c8](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c8.jpg)
「ジャンヌ・エピュテルヌ」(1919)
しっとりとした色合い。
全体の構成もぴたりときまっている感じ。
こうしてみてくると、
作風の変化がわかって面白いね。
![c9](/~shimirin/blog/kirita/entries//20211003220512.files/c9.jpg)
「黒い帽子とほっそりした首」
この作品も1919年。
モディリアーニは翌年の1月24日に
亡くなってる。
落ち着いた色あいだね。
余談だけど、この作品は、2013年に
ロンドンで競売にかけられたの。
2690万ポンド(約40億円)で落札されたわ。
解説)
今回はモディリアーニ作品の
紹介になりました。
画像はカタログ等の他、ネットからも
転載させていただいています。
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