May 17, 2021
小さな広場
レイアはまだ道に迷っている。
ヴェネツィアの路地裏ににあるような、
井戸のある小さな広場に出た。
今日はブルマンデー。
はやく帰ってペンギンで
あつい珈琲でものみたい。
そろそろおやつどきなのに。
あの人たちにきいてみよう。
すみません。
道に迷って困っています。
ここは町のどのあたりでしょう。
わたしたちも初めてで。
そうでしたか。
あちこちで聞いても
判らないという人が多くて。
誰も知らないのは
できたばかりのせいかもしれませんね。
!
この人なら知ってるかもしれないけど、
聞くとまたお酒をすすめられそう。
それに今はほろ酔いで
うとうとしているようだ。
路地の奥を覗いて見ると、
ナオミが手をふっていた。
あのこ、あんなところで
なにしてるんだろう。
と話合っている。
ナオミのいなくなった後の
壁には写真が貼ってあった。
解説)
今回は屋外用撮影スペースを、
長さ90センチ、幅30センチの横板一枚分拡張して、
常設景色を模様替えして遊んでみました。
最初は景色を変えるつもりはなく、
乗り物でも置こうかと思っていたのですが、
ベーカリーやドルフィンの前を覆うように
ボードを立てかけてみたら、
路地裏のような通路をつくりたくなり、
段ボール箱に片付けかけていた井戸も、
置いてみようとエスカレートしていきました。
とはいえ、やってることは単純で、
小物を移動したり、ボードをたてかけるだけなので、
すぐにもとのベーカリー前の風景に戻せます。
窓際にジオラマ風の風景をつくると、
昼と夜ではもちろんのこと、
日中の自然光の推移でも、かなり雰囲気が
変わるということもあって、
しばらくいろんな撮影が楽しめます。
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