May 30, 2005
上海異人豹館
1926年。幻影の都市上海に「海豹楼」という名の一軒の娼館があった。その館では一匹の豹の子供が飼われていたので、人々はいつからか「上海異人豹館」と呼ぶようになった。。
というのは、もちろん冗談で、この名は寺山修司の映画「上海異人娼館」からとられている。うえに掲載したのは、ホームページにこのタイトルの散文コーナーを新設された海埜今日子さんのご依頼によるイメージ画像だ(^^)。
ドイツ軍の軍帽や、着崩れた和服。。
シオンはクール。
妖しい雰囲気がある。。
テーブルには、なぜか春巻きが。。
桃や冷えたシャンペン
この画像にはちょっとだけ豹の子が写っている(^^;
壁には豹の絵も。。
記念撮影。。
解説
愉しんでセッティングしたので、いつもながらつい画像も多くなってしまう。
豹の子供は、本当はイリオモテヤマネコの子供(食玩)だ(^^;。
ソファセットや着物や豹柄コートは自作のものを使用。扇子とか(^^;。
May 26, 2005
池の画像とジュリアナ
池をつくったので、ほぼ完成型を紹介。池岸には一個所水のそそぎ口がつくってあって、水がそそいでいる。そこから水面に波紋がひろがっていくのだが、画像ではよく見えない(^^;。
照射する光の角度をかえてみたら、すこしだけ水面の表情もかわった。
あまり、かわりばえしないが、すこし角度をかえて全体像を撮影。
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池の前に立つジェニーフレンドのジュリアナ。
解説。
実際の池、というより、「水」というものが、光によってその表情を千変万化させるように、そういう特徴を模した「偽の水」も、やはり光によってそれらしくみえたり見えなかったりするのは当然ながら面白い。
ジュリアナのこと
ジェニーの数ある友人ドールたちの中で、ジュリアナという人形は変わった歴史をもっている。かってバブル期にジュリアナ東京というディスコがあったが、そこと人形メーカーのタカラが提携して、「ジュリアナ」という名前でタイアップドールとして売り出されたというのが、ことのはじまりだったらしい。ところがその後、バブル崩壊とともにジュリアナ東京も閉店、商標権登録の関係で、ジュリアナという名前は、使えなくなってしまったという。それでどうなったかというと、その以降は「ジェニーフレンド」という「名前」で売られている。しかしそれはそもそも「名前」ではないのではないだろうか(^^;。。もちろんジェニー人形の愛好者たちは、今でもジュリアナと呼んでいるのだから問題ないとはいえ、こういう対処のしかたは、どこか変ではある。名前を公には呼んで貰えなくて、その後、新しい名前をつけてもらっていない。そういう人間の事情による小さな「不幸」をこの人形は体現しているのだった(^^;。
もっとも、日焼け顔の本人はいたって屈託がない。服は手持ちのバッグの商標のある輸入雑貨の店で買ったバンダナの生地を加工して、サリー風にまとわせたもの。こういう格好をさせたくて、サリーの着付け方をネットで勉強してしまった(^^)。
May 20, 2005
郵便ポスト
チップスターの赤い筒は、郵便ポストを連想させる。そう思う人は、あまり多くないと思うが、
それで郵便ポストをつくった。
ジェニーが外国の友達に手紙を書いて。。。
投函する。。
解説
チップスターの筒は、6分の1スケールの世界の郵便ポストにちょうどいいと思ったが、ネットでポストの実寸を調べると、少し直径が太い。そのへんを調整してポストをつくってみた。
May 17, 2005
窓シリーズ その5
今日も日が暮れた。ランプに火をともしてみる。
寝そべって雑誌のグラビアをみる。
夕暮れが夜に移っていく。
解説
使用したのは近所のダイソーで購入したミニランプ。
たまきが見ているのは、タイムスリップグリコ「思い出のマガジン」の中の雑誌「オリーブ」だ。
おまけ。たまきがずっと見ているグラビアのページ。
「大好きなプリントの服、、、」と写真の横に書いてある。
柄がたまきの着ている服によく似ている(^^;。
デジカメムービー試写室のほうに、窓シリーズのムービーをアップしました(^^)。
May 15, 2005
May 12, 2005
窓シリーズ その3
たまきは、てるてる坊主をつくった。ずっと外を眺めていても何も起こらない。
そのうち、ふと窓ガラスに映る自分の影に気が付いた。
もうひとりの自分がいるようで、なんだか不思議なかんじだ。