May 30, 2007

下村康臣さんの詩集はすごい。

 勉強がはかどらなくて、家人に叱られる。そのせいばかりではないが、今日は社会福祉援助技術論のレポートの下書きをする。うまく字数内におさまりそうだ。
 図書館で見つけた下村康臣さんの2000年に出た二部作をこの間勉強そっちのけで読んだ。うまく感想が云えないくらい、圧巻の詩集。昔、梶井基次郎を読んだ時の熱狂を思い出したり。詩と散文の区分を越える何かがある。まちがいなく本物の文学だということはわかった。これはおススメです。『リサ、リサたち サキ、サキたち』と、『室蘭』。すいません、うまく感想が書けません。自分の中に蓄えときます。一つ、これは、重要だという言葉を引きます。

 君が居なかったら、君にとって私が居なかったら
 誰か他の者がいたのだよ
 ぼくたちは常に別の人だ
 ※下村康臣『リサ、リサたち サキ、サキたち』ワニ・プロダクションP6

 ここ何日か、妙な事件ばかりだ。世の中おかしなことが多すぎる。根底的に何かが腐敗している。
Posted at 23:58 in nikki | WriteBacks (1) | Edit
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このように下村康臣を読んでくださったこと、ありがたくおもいます。(出版元ワニ・プロダクション/編集人仲山 清)

Posted by 七里 at 2011/04/29 (Fri) 09:58:49
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