Sep 01, 2005
ギュスターヴ・モロー展&ムットーニ展
旅する詩人 エウロペ 一角獣8月30日午後、渋谷Bunmamuraの「ザ・ミュージアム」にて、桐田さんと一緒に「ギュスターヴ・モロー展」を観ました。「パリの宝石」「神秘」「幻想」などなど、モローの絵画に捧げられる言葉は、さまざまとあるけれど、わたしにはちょっと違うような気がしてならない。それはモローの生き方、あるいは愛し方へのかすかな違和感があるからかもしれません。わたしが一番「美しい」と思ったのは「旅する詩人」でした。顔は女性、肉体はどうやら男性のように見える。不思議な美しさでした。
お話は前後しますが、「モロー展」のまえに、パルコミュージアムにて「ムットーニ展」も観ました。自動からくり人形師ムットーニについての予備知識は全くありませんでした。これはムットーニの「機械仕掛けの迷宮博物館」なのでした。「ムットーニ」はどこの国の人なのだろうと思っていましたら、なんと「武藤政彦」という日本人でした(^^)。。。氏は、1980年代後半から自動からくり人形師としての活動を始めているようです。これは楽しかった(^^)。だんだん「人形世界」に入ってゆく自分がこわい(^^)。
ふたつの展覧会の後で、書店に寄る計画もありましたが、パス。後は新宿「ユニテ」に合流して、相も変らぬメンバーで呑みました。
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