Mar 26, 2010
幻想を去るということ、しなくていい。
幻想に寄るということ、しなくていい。
しなくていいということが、心地よい時もある。
ものごとは思いどおりにはいかない。
けれど、心地よい時も持てる。
それは格好悪くもじぶんもがんばっているから、
と、エラソに書くとカミサマのおちょくりがこわい。
すぐに涙ぐむのは更年期のせいかもしれないけれど、
年をとると涙もろくなるのだとひとから言われたけれど、
もともとひとりの時にはよく泣いていた子だったなと
はるか思いだして、今度は笑ったり。
こうして誰に向けて書いているかと問われれば
毎日つけていた日記を誰に読まれるつもりだったかと問われれば
へんだよね、
苦しくなると書いていた、
カミサマ、抱いて。
と。
今日ふっと思い出したなぁ。
カミサマ、
おなかが出てきちゃったですよ。
Mar 14, 2010
削除すること
ネットのゲームやアプリを
一部を残して昨夜削除した。
そのままに放っておいてもよいものだけれど、
あるとついつないでしまうから。
つないで3、4時間というときも珍しくなく。
もうだめだと感じた。
息抜きのはずが、
そうでなくなっていた。
誘ってもらったもの、
またわたしからお誘いしたものもあって、
それぞれにかなり愉しんでいたので
ひとこと断ってからにすればよかったのだろうけれど、
ひとつひとつやりとりをすることがきつくなっている自分に
しばらく前から気付いている。
それが昨夜マックスに達したようで。
それなりの労力とお金の蓄積を振り返ることもしなかった。
メールのやりとりなどもきついのは、
体が弱っているのだろうか。
ツイッターもとりあえず削除した。
いただいた多くの詩集も積んだまま。
毎日目にするその山が胸を苦しくする。
昨日届いた詩集を、それは20年前にはじめて詩を読んだことで好きになった
ひとのものだったので、包みを開いてお風呂で読んだ。
くたくたで死にたいようなこのまま死にたくないような
夜だった。わたしはなぐさめがほしかった。
わたしは読んだ。
わたしがそのひとの詩を好きになった理由がわかった。
いいよね、この思考回路。まだいきていると思った。
そうして最後まで読み終えて、
だけど、
わたしとは関係がないものだ
と、最終的には感じてしまった。
ネットからも、詩集からも、
かかわっていそうで、ほんとうはなにもかかわりのないひとたちの
動きやつぶやきがたえずつたわってくる。
こうしたわたしの言葉もまたおなじ
垂れ流しの洩気。
いきているから仕方のない自我の洩気。
つかれた。
わたしと、あなたは
関係ないね。
極端に走るのがむかしから治りきっていない悪い癖なので、
セーブして
ぺんてかやミクシィや一部アプリをのこしているけれど
このままだと、
あぶないなぁ。
作品依頼をしているというのに
突然削除は最低、避けたいものだ。
その覚書、楔としての新規投稿?
どうにかしたいな。
だれもいないさみしさよりも
つながっていそうでなんらつながっていないひとと
ひととの嘘が
なんだろ、
さいきん、こたえてしまう。年でしょか。
さみしさも覚えずに身近ななかでだましあい、
身を守るひとたちに、
訳知り顔で忠告を与えて時を積むことへの罰でしょか。
Dec 13, 2009
部屋
ドリームキャッチャー。♪カナダからの土産。
UFOキャッチャーでなく。カナダと言えば、なのだそうだけれど、知らなかった。息子さんの留学先を訪ねてきたからと渡された。
枕元か、窓辺に下げておくと、悪夢を払ってくれるとか。
悪夢を払うと何が残るかなぁ。
土日の賑わいをよそにしずかな裏通り。
半年ぶりに訪ねてきた21歳が、とても綺麗になっていて、好きな人とのなりゆきを話す。気づけば2時間たっていた。話しても話し足りない。ほかに話せるひとがいないから。ひとりで悶々としてしまうから、と。
日曜ではあるし…、立ち寄ったという感じの今回は、茶飲み会にしておくことに。
そのかわり「次回、おみやげ買ってきて♪」
一時帰国している留学生。ほんとうに留学が特別ということでもなくなったのですね。
延々と話し続ける。思い出せる限りの出来事をはなす。
知り合ったきっかけと、告白した日の出来事、その後受け取ったいくつかのメールの言葉、それに対してどう感じたか、そしてどう返事して、返信がなかなか来なくて、来た時にはどうだったか、そしてそのひとの友だちが、そうしてその好きな人が…
どうなるんだろう…。
こんなふうに、好きなひとのことを、ずっと話していたかった、そういう21歳がわたしにもあったような。聞き手の人生なんて関係なかった、かもしれない。
「憶測しないで。」
「素直に。」
そんな言葉しか、返さなかった。
「憶測しないで。」
「素直に。」
口にしながら、わたしはわたしの帰りたい部屋を夢見ているような。
Nov 07, 2009
落としてしまった花のリング。
あめの日。
翌日になって帰った道を逆戻りに探したけれど、見つからなかった。
見つからないものを探すのが下手なんだろう。探偵学校へ行きたかったけれど、見込みなさそう。
今日、
アラビア語を習っているひとが職場へ来た。あの、へなへなした文字を読めるだけですばらしい。アラビア語を習っているひとは、わたしを友人のように扱った。友人のように扱われるとこちらもそのようになるものですね。延長料金はいただけない。
いってらっしゃい、と、ドアまで見送る。
ありがとうございます、と見送るときと、
いってらっしゃい、というときとが、
あるのに、しばらく前から気付いていたけど、区別の根拠はじぶんにも不確か。
定かでないじぶんやたにんの感情の動きを、追うことも、ひとつの趣味。趣味でもないと。
いもうとから、久方ぶりに携帯メール。気にしていると来るものですね。そろそろ来るから気になるのか。いつまでもいもうとはいもうとのまま、髪を切ってあげていた、江戸川乱歩の本を読んであげていた、勉強を教えてあげていた、まだ何も起こらなかったときのまま。あかちゃんみたいに、また戻っていくのかな。読んでいるとじぶんがまだ中学生ぐらいでいるような変な思いになる。
いってらっしゃい
たくさんのひとを見送って、
しりぞく部屋は、中学の木造の教室のような。同級生の顔が驚くほど鮮明に浮かんでくる。この感覚はなんだろう。暗くてもまだ何も起こらなかったとき。ささいなことで激しく悩み、クラス替えで一喜一憂、ブリっこしたり告白したり、性欲をもてあまし自己嫌悪、先生に何か望んでみたり内心あきらめていたり。それはそれとして確かだったのは、みな死にそうになかった。
帰りたいわけではないけれど、
時間を意識したからなのかな。
落としたリング、別の時代でまた落とす。決められた道を押されていくだけ。すこしだけあらがって、がんばって、すこしだけずらしてよしとする。でもそれも前にやってたことかも。これは趣味の話。
Oct 25, 2009
i love 静かなこころ
i love 小さな裏切り
i love ひるね
こういうの、あったね。
平均睡眠時間は5、6時間、ふつうデショ
と、あの子は言った
休日はもっと眠るけど
ねむるのすきだから
わたしもねむるのがすき
将来はハワイで
大きなおうちに
みんなおいでおいで
って・・・
イメージが大切だから。
わたしも行こっと。さりげなく言ってみる。
たしかな返事はなかったけれど。今日、
距離をすこし、詰めた。
さりげなく。
相手が距離を詰めたのだろうか。
午前のひとも、
午後のひとたちも、
わたしがナマの言葉で話したように、感じたのかもしれない。
気の持ちようの加減にすぎないのかもしれないけれど。
わたしも
行こっと。そのハワイの大きなおうちへ。
将来というおうち。
そんなふうに・・・
Sep 28, 2009
Sep 02, 2009
つれ(づれ)
前に出した詩集のあとがきに、
毎日さみしい人の話を聞いています
というようなことを書いたけれど、
正確には違う。
さみしいひとというのはむしろわたしなわけで、
わたしの職場へ来るひとは、だいたいは
すごく生きようとしているのだなと感じる。
ひとの出してくるエネルギーはつよい。
わたしは化学変化?するようです。
特に無理をしているわけでなく
関心、といっていいのかわからないけれど、を、持って
積極的にそのひとを聞いているのだけれど、
いちにちが過ぎると、
胸から腕から、それから頭の奥のほうが、いっぱいいっぱいになっていて
あまり関心を持てなかったひとの、話していたことでも、
染み込んではいるんだな、と気づきます。
そう感じているだけで
個人としての感情的な
言葉はなにも、出なくなる。
抑制する癖がついたのかもしれない。
そんなとき、受け取った人からの手紙に、
「今度またおしゃべりしたいですね」、
などと書かれてあると、
かんたんに涙がわいてくるから、
それが化学反応、
栓がずれるのかな、栓をしているつもりはないのだけれど、しているのだろうか、
なんて
人ごとのような感傷が。面白いような、
ひとこいしいのか煩わしいのか、ひとこいしいのだろうけれど
わからない感じも悪くないな、と。
ひととも距離があるし、じぶんともまた距離がある。
ひとと距離があったのは昔からだけれど、じぶんとも距離ができてきたのはここ一、二年のこと。距離を寄せるべきなのか。
と、こういうことをつらつら書くと、うんざりして削除してしまうはめに。削除はいけないよ。
写真のカーテン、前の部屋で使っていた寸足らずのまま。猫の動きがよく見えてよいところもあります。
Jun 30, 2009
おなじみさん
変な写真が撮れたのでUP。雨があがって、陽がさしてきた。
休んでいようかなと思う日に限って電話が続けて。
けだるいような、ホッとするような。
ありがたいことですね。。。
洗濯し終えてゆるっと準備。
猫は家にいたいみたいだけど。
彼女は冷房嫌い。今ごろの風を感じられる室内がちょうどいいんだろう。
蚊取りマットを設置しないとかゆいです人間的には。
猫仕様で暮らしていますが、いい季節なのかもしれません。月1とか年1ほどの約束を和みにして、季節が過ぎて。衰えや不調は気にしていれば切りがないけれど
こころが平穏、何にもまさる思い。
May 18, 2009
花と殺傷
いつのまにかミニバラが花をつけていて。
さらに毛虫が3匹すでに葉を食べ始めている。
日が暮れたらスプレーで殺傷沙汰だ。毛虫、逃げよ。
ポカリと空いたしずかな一日。
家仕事をする。
窓を開け放して。
猫は安心して眠っている。
可愛いことが猫の仕事。
しかしそろそろ、ノミ、
ノミ、
ノミ殺傷沙汰だ。
May 04, 2009
Mar 03, 2009
しごと
週末に懐かしい人たちと、それから初めての人と会って
わけなく嬉しかったのと、
進まなくちゃいけないなと
思ったのと。それから、
みんなずっと生きててよ。
とりあえず今日は葉書を3枚書いた。
(そんだけ?)
♪猫の仕事はかわいいこと
最近の鼻歌なんだけど、では
人間の仕事は?と歌おうとすると考え込んでしまう。暇人。
けど気になって気になることに集中しだして。
けものとちがう人間の仕事は・・
一週間ぐらい猫を眺めながら歌いあぐねていて
♪悩むこと、
かも
と、やだけど、今はそれで納得することに。先達も言ってることですし。先へいかないといけないからね。
パソコンが年末壊れ自宅でHPまだ更新ができないのでブログから。
なんとかしよう。
Feb 22, 2009
ちょっと、渇いてきたな。
予定をこなす、予定をあかないように詰める、こなす
迷いも大きな不満もないけれど
からだが重い原因は
置いてきぼりになっているこころのことなんだろう。
ま、加齢もあるが
こころの悲鳴のようなものを
意外な身近なひとから出されて
少し思い出した。
いいような、悪いような。
立ち止まってしまう。
こころ、こころ、こころを浸す
草のような場所。
いま、目の前に浮かんでる。
もうすこしがんばらないと
いずれにせよ
着けないよ。
そこにいるのはだれなんだろう。
「明日はもっとがんばりますから」とつぶやいて毎夜
眠りにつく。それは一種の懺悔のようなものだろうけれど。(だっから今日は寝ちゃうよ~ん、って)
今夜はタクシーで帰ろうと決めたら
少しだけホッとして。
しずか。
予定をこなす、予定をあかないように詰める、こなす
迷いも大きな不満もないけれど
からだが重い原因は
置いてきぼりになっているこころのことなんだろう。
ま、加齢もあるが
こころの悲鳴のようなものを
意外な身近なひとから出されて
少し思い出した。
いいような、悪いような。
立ち止まってしまう。
こころ、こころ、こころを浸す
草のような場所。
いま、目の前に浮かんでる。
もうすこしがんばらないと
いずれにせよ
着けないよ。
そこにいるのはだれなんだろう。
「明日はもっとがんばりますから」とつぶやいて毎夜
眠りにつく。それは一種の懺悔のようなものだろうけれど。(だっから今日は寝ちゃうよ~ん、って)
今夜はタクシーで帰ろうと決めたら
少しだけホッとして。
しずか。
Jan 29, 2009
そうして
早く帰る練習。今度の部屋はしずか。小さいけれどもしずか。以前のように深夜のパトカーや救急車や消防車のサイレンに慣れてしまうことはなさそう。
猫も落ち着いている。
わたしも落ち着いている。
テレビを捨てたのでしずか。
今はオーディオもない。しばらくしずか。早く家へ帰ってきたいと思って朝出かける。が、片付かないことは多い。
Jan 17, 2009
ねこじゃらし公園
というのが近くにある。散歩できそうな地面が今度のところは多め。夜遅いのはよくなさそうだから、早く出て早めに帰る練習を。今のうち深夜エンジョイ。
動くとなると痛い。引越しの匠には笑われるだろうけれどわたしは尻重だから。ちぎれる感じ。こう書くと痔みたいですね。
でも安定してもだめなようで。安定感を得るとわたしは別れたり動く羽目になってきているのを深夜のいけない手紙読書にて改めて理解。こわいぃ。不安定よりもおそろしげなチャイムを鳴らす安定。永遠に求め続けられる安定。生活苦だけは二度とごめんだけれど。
などとうだうだ書いているのは、やはりどこかさみしいからでしょ、思い出したことで。あと家に帰りたくないのね。帰ると荷造りとゴミ捨てしないといけないので。家は休息の場なり。労働力再生産の場なり。深夜労働反対!古い手紙読書厳禁!(読みたい♡)(しょっぱい蜜の味☆)はらへった!、、とか時間食ってないでそろそろあきらめて帰らねばさ。
数年前には痛かったことも、今はあたたかい気持ちで振り返られることが増えているのにも気づく。だから手紙も本を読むような感覚で。こういうのをさみしい人というのかもしれないが、色々思い出せることであたたかくなる。性格はともかく忘れがたい人に出会えてきてる。死んだ人を思いだすときもあたたかく感じるようになった。寒い時期にはことさらに。 ・・・もったいつけないと引っ越しひとつできないわたし。最後とか別れが少し好きみたいだ。おわりははじまり。生きてる感じがするんだね。困ったね。
そうはいっても、
捨てられないでしょ。そんなものも、ある。
思い出してみなさいよ、と、やってくる、時のメッセージ。
「あけなくてよいもの」とマジックで書かれた段ボールを開けたが最後。タイムスリップした。
とてもわたしひとりだけでは今ひとりで立っていられなかったんだなぁ。
なんでもひとりでやってきたつもりでいるんでありませんか?
いつまでも不安定なような生活は、かつて望んだものなんだと知った。自分も他人の一種だね。
望んだとおりに今があるので、たまに不満垂れたくなるのはおかしいんでない?
ってね。
メールも電話もつながらない、切なくていい時代があった、あなたのいい時をもらったねと思って、数枚の写真とノートと手紙。
けれど未来はつづくのであ~る。荷物を半分捨てて、それから新しいパソコンを買いに行こ。堕落ともいう。堕落という船に乗り、それでも止まっているということもなく。