Feb 24, 2012

『詩人のラブレター』のゲラと格闘しています

去年の秋に12日間ほど入院して手術を受けました。10月11日の手術当日をはさんで、いま振り返ってみると、年を越えて2月末のいままで、さらっと受け流してきたつもりでしたが、自分にとってはやはり大きな出来事だったとわかりました。ステップを一段上ったような。 去年の春から取りかかって来たふらんす堂のウエブサイトの「詩人のラブレター」を1冊の本にまとめるという仕事が途中中断して、今ようやく本腰で取り組み始めています。苦しくて辛い、けど、満足感がある。詩を書くときも、同じような状態ですが、詩よりももっと辛い。詩であれば自分の限界といって言い訳できるようなところも、散文となると、背中に板を張られたような苦しさがある。それも自分が招いた苦しさで。ゆいつ良いのは、もう逃げないぞ、というような励ましを自分に与えられることでしょうか。
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