Jun 14, 2010
スカイツリー
イトカワの写真をテレビで見ていました。惑星になりそこなった小惑星だそうです。もちろん生命の気配は皆無で、しゃがれたジャガイモのような(巨大な)石ころです。 『幻影の足』の装画をお願いした辻画伯から建設中のスカイツリーのスナップが送信されました。足元から見上げるアングルなので、背の高い生き物を小さい生き物が見上げているような感じで、頂上の帽子のようなワッカがユーモラスです。クレーンの腕が斜めに2本立っていて、でんでんむしの角にそっくりです。空でゆらゆら揺れるかもしれません。春の初めに辻征夫さんを偲ぶ会が浅草のビューホテルであり、窓からスカイツリーが雲をまとって見えていました。あれからまたすこし高くなったかなー。イトカワに着地したハヤブサにしても、空に向って伸びていくスカイツリーにしても、何も将来が見えないような現在の私たちをいくぶんほっとさせてくれています。Jun 06, 2010
梅雨入りが遅れています
今朝の天気予報で、ここ数日の快晴の理由を、南からの梅雨前線のせり上がりが遅いためだと解説していました。なんでも、インド洋にある巨大な雲が東に移動するのが遅れていて、いまマレーシアあたりだそうで、太平洋上の日付け変更線まで来ないと、梅雨前線が日本のほうまで上がらないそうです。いずれにせよ、インド洋の雲はゆっくりとは動いているので、あと1週間ぐらいで例年の形になるだろうと。 今日もさわやかな、暑いぐらいの晴れです。天気予報を聞いていて、ひとつきづいたこと。予報氏がいくども〈25度の夏日〉というので、今度の詩集の作品「セレナード」の〈三十度を超える夏日がきて〉は〈三十度を超える真夏日がきて〉になおさなければいけないなあ、といささか残念です。