Mar 02, 2008
つくし、土筆
街を彷徨っていると、路傍の、ほんの少しの砂の吹き溜まりに土筆が生えていた。
むしろ「這えていた。」というべきか、いとおしく感じた。
シダ科植物だから、胞子で殖える。
胞子枝だけが、春に出て胞子を撒き散らすのが「土筆」。写真のものは、胞子を撒いたあと。
廻りの緑のが、本体、「スギナ」。木賊と同じ肌合いの体。
この環形の体だけが伸びたものが木賊で、木賊の先は土筆そっくり。
石炭紀に繁茂した、ロボクの子孫に当たる。
本当は由緒正しい植物。いまは路上に生えています。
土筆は、春の季語。
今日、3月1日に出会いました。
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