Mar 26, 2008

ネイチャー・フォト。鮮明に撮られたタンポポ。

DVC2008032401「蒲公英」とも書く。
このところ花盛り。
しかし評価の低い花である。
 
西洋種が入ってきたとか言うが、綺麗なものは、綺麗。
 
これを、種ができて、飛び去る前に玉状のドームが春の光に映えているのには、ことさら引かれる。
 
まさに、「早映る」とはこのことか、「冴える」の清浄な寒冷さ、意識の明晰さも響いてくる言葉を思い出す。
 
ところで、このような自然そのものから特殊な意味(意識)を見出す写真の捉え方は「ネーチャー・フォト」と言って、一時は流行していた。
 
花以外のもの、「クモの巣」、「木の肌」、「葉脈」、「岩肌」なども対照になるわけで、ここでは植物の写真を載せているが、植物以外にも自然のすべてに美を見ているようである。この背景の地表も、例外ではない。
 
DVC00004
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Mar 02, 2008

つくし、土筆

DVC2008030101
 
街を彷徨っていると、路傍の、ほんの少しの砂の吹き溜まりに土筆が生えていた。
むしろ「這えていた。」というべきか、いとおしく感じた。
 
シダ科植物だから、胞子で殖える。
胞子枝だけが、春に出て胞子を撒き散らすのが「土筆」。写真のものは、胞子を撒いたあと。
廻りの緑のが、本体、「スギナ」。木賊と同じ肌合いの体。
この環形の体だけが伸びたものが木賊で、木賊の先は土筆そっくり。
石炭紀に繁茂した、ロボクの子孫に当たる。
本当は由緒正しい植物。いまは路上に生えています。
 
土筆は、春の季語。
今日、3月1日に出会いました。
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