Apr 30, 2005
疲れた・・・・。
ツバキの挿し木の収拾も終わらないのに、春の花や木がきた。家のなかに草がある。やれ、土が足りないの、鉢がたりないのの挙句に、植えきらない草が部屋のなかにあって、部屋の中で水をやっている。いじけてきた苗もあって、わたしもいじけそうな気持ちだ。
今年は、とくに山野草が多い。A山荘のKさんのお陰で、その魔法の指から育った山野草を買えるのだ。
おいしい椎茸まで買える。
わたしは今、身内にガン患者がいるので、トマトときのこを多く摂取するべしといわれて、このおいしい椎茸にラッキーと思った。
ありがたい。
ガンの患者はかなり多く、身辺にいる。温存法をとったものはおらず、みんな切ってしまっている。「ガンに捕われて暮らすのも、人生だけど」Iさんのこの言葉は、かなり説得力がある。
わたしは亡くなったスーザン・ソンタグの「隠喩としての病」を思い出す。病気と闘う精神のありようを、教えてくれた本である。
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