Nov 04, 2025
それぞれの帰郷

サラたちの部屋に
ツナとナディアがやってきた。

東の砂漠に戻るんでしょう。
この保存食食べきれなかったの。
持って行かない?
それは助かるわ。

この竹筒の水筒もどうです。
夢見の水が入ってますよ。

二人は鏡の扉から
呪文を唱えて去っていった。

二人が立ち去ると、
今度はディアナとみすずが
やってきた。

ハロウィーン楽しかったわ。
また来年も来られるといいわね。
その袋はなんです?
もちろんお土産に買った肉まんよ。

私も一緒に行くわ。
ミミコのことが気になるの。
とフミコが言った。

広場はさすがに閑散としていたが、
大道芸人たちの歌声が聞こえている。

去年は音楽イベントがあったけど、
今年はどうなんでしょう。
予定は何もないみたいね。

高台の休憩所には、
フェルミの姿があった。
あなた広場にいた警備ロボットでしょ。
まだお仕事なの?
いえ。
ロボット研究所に戻される前に、
ここの景色を見てみたいと思いまして。
ふーん。
そんなこともプログラミングされてるの?
なぜでしょうね。
自分でもわかりません。
ここの土地の水を
補給してもらっただせいかな。
なぜかそんな気分になったんです。
解説)
続きます。
Edit this entry...
wikieditish message: Ready to edit this entry.
A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.