Haizara-Cho::Suigara-yama 99[Shinsuke Kirita]

時の流れるままに　そのご

アイスはサツマイモの甘辛煮を食べている。




広場では、リタとジョー軍曹が話している。
このドラゴン、
ちょっと不遜な顔立ちですね。
そうかしら。




マンゴー亭でもお正月の飾り付けが
終わったようだ。

餅花って、小正月の飾りじゃないんですか？
それは全然気にしないで。
雰囲気が大事なのよ。




あらアルさん。
お酒持ってお出かけ？
今日は探偵事務所で呑むんだ。
夕方に餃子と焼売届けてくれないかな。
了解。
私もそろそろ帰らなくちゃ。
とたまきは思っている。




テーブルでは肉まんを食べに来た
ツナたちと夏木さんが話していた。




ふーん。
夏木ツナさんっていうの。
夏木って私と同姓なのね。




親が回文マニアだったみたいだけど、
私、母親の記憶がないんです。
遠い親戚なのかもしれませんね。




その頃、
たまきは家に帰り着いていた。

ああ。炬燵入れたんだ。
それにみんな和服に。




これは年末の忙しさを
演出する服装なのよ。
忙しそうでしょう。

お茶飲んでみかん食べてるので
そうは見えない。




その火鉢まだあったのね。
これは切り餅を焼くのに最適なんだよ。



解説）
着々と、お正月の準備が
進んでいるようです。

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