Sep 24, 2023
仮想世界で そのに
![c1](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c1.jpg)
ツナとレイチェルとソーダは、
ヒゾッコを伴って森の中を北上していた。
![c2](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c2.jpg)
空に暗い霧のようなものが立ち込めている。
この先、バリアのようなものに阻まれて
北の方角に進めません。
とヒゾッコが連絡してきた。
了解。あなたはバーボンハウスに戻って。
とツナが言った。
![c3](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c3.jpg)
このあたりに、
この前怪物たちを迎撃した
シェルター跡があったはず。
地面が隆起して
見分けがつかない。
![c4](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c4.jpg)
さらに北上すると、
空を覆っていた霧のようなものは
次第に薄れていった。
![c5](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c5.jpg)
アンの計測によると、
森が増殖し始めたポイントは、
もうこのあたりね。
森が途切れて
木立の間から、
のっぺりとした青空が見えた。
![c6](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c6.jpg)
こんなところに
草地が広がっているみたい。
![c7](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c7.jpg)
周辺が隆起して、
ここは窪地になってるのね。
昆虫や小動物も見かけない。
![c8](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c8.jpg)
あ、何かやってきますよ。
とソーダが言った。
![c9](/~shimirin/blog/kirita/entries//20230924210124.files/c9.jpg)
それは巨大な棘を持つ獣だった。
ヤマアラシじゃないよ。
私の名はハリネ。
とその獣は言った。
解説)
続きます。
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