Sep 21, 2023
翌朝の続き そのに
ベーカリーのテーブル席で、
たまきはサラから、
新しいバービーたちや、1日だけだった
郊外のプール解禁の話を聞いていた。
ふーん。
そんなことがあったんだ。
プールで泳ぎたかったなあ。
これだけ住民が増えると、
町で何が起きてるのか、全部を
知ってる人なんていないからね。
とルビーが言っている。
住民が増えてるって言っても、
この広場で見かける人はあまり変わらないのね。
段ボールハウスに住んでるって、
聞いたことがあるけれど。
とマヤが言った。
ジェニーやわたしの学生時代からの友達は
ほとんど段ボールハウスに住んでいるの。
普段は広場では見かけないよ。
たまきは制服姿のジェニーフレンドたちを
思い出していた。
繁華街に行けば見かけるかも。
でもあまり行かないからね。
なぜかしら。
なぜかなあ。
あ、私買い物頼まれてるんだった。
そろそろ行かなくちゃ。
とサラが言った。
サラは葡萄を買っている。
サラは家に帰り、
さっそくみんなで葡萄を食べることになった。
メアリー=ケイトも
服を着替えていた。
何か面白いニュース載ってる?
「幻のビニールプール」って、
いう記事が。
解説)
たまきが思い出している画像は、
2007年3月11日「女学生たち」
から再掲しました。
その回にジェニーフレンドたちが
集合しています。
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