Jan 12, 2023
広場の出会い
たまきが持ち帰った
焼き芋をみんなで食べている。
お塩とマーガリンが合うんだよ。
あれ、モモコはどこに行ったの?
森林公園に行くって出かけたよ。
モモコが森林公園の隅に行って、
迷いの森に向かって呼びかけると
エリコが姿を現した。
おめでとう、と言っている。
モモコはカメの話をしている。
オセロが生きていたことを、
ジェーンに伝えて欲しかったのだ。
今度あったら伝えておくわ。
とエリコは言った。
でもそれは生まれ変わり、
とは呼べないよ。
ジェーンの暮らす世界で
蘇ったらそうかもしれないけど、
別世界での出来事だからね。
そうか。
でもどうして
こっちの世界に来たんだろう。
誰かにすごく
会いたかったんじゃないかな。
とエリコは言った。
ベーカリー前の広場では
歌声が朗々と流れていた。
鷲尾翠とミラも聴き入っている。
天使の歌声だね。
うちの局長ほどじゃないけど。
などと言っている。
ヴィヴィアンも焼き芋を食べに
出て来ていた。
こんにちわ。
ヴィヴィアンさんですね。
私は最近ペンギンの隣の元倉庫に
引っ越してきたバグと言います。
あら、あなたが
管理局にお勤めっていう人ね。
お噂はひそこから聞いてるわ。
ひそこ。って、
うちの派遣コウモリのことですね。
すっかり手懐けられたようで。
解説)
事態は微妙に進行しています。
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