Dec 20, 2022
深まる秋の一日
新しもの好きのたまきが
さっそく噂を聞いてツリーを見にきている。
町をメルティに案内していた
サラたちも通りかかり、
散歩中のアンジーも
変化に気がついて立ち止まっている。
はるなちゃん、これって。
最近、紅葉の落葉が多くて。
広くなってお掃除が大変です。
それはそうかも。
アンジーもコンテスト参加するの?
そういうつもりはなかったけど、
この服あったかいのよ。
広場では、
あちこちの家を調査していたサンタが
ベーカリーに戻ってきた。
マンスフィールドさん。
これはまた大きな人形ですね。
私は人形じゃなくて、
スピリッツアンドスパイスよ。
ピカデリードリーが戻らないし、
サンタ風コートを見つけたので、
私もコンテストに登録しにきたの。
スピリッツアンドスパイスは、
椅子の横にコンテナボックスを見つけた。
わ。プレゼントがいっぱい入ってるのね。
内緒だが、北の国から、
ドルフィンに送ってもらったんだ。
最近はトナカイも少なくなってね。
楽しみだなあ。
私たちの住所メモしとくからね。
とスピリッツアンドスパイスは言った。
エトナさん、お久しぶり。
あら、あなたもこちらに?
私たち、交代で来てるんです。
コスプレコンテストって言っても、
見かけるのは、ミリタリーかサンタ服ばかり。
あ、サラ、お連れさんもサンタさんね。
サラ、色々案内してくれてありがとう。
わたし、そろそろ帰らなくちゃ。
今度、私の住む世界にも
遊びにきてね。
うん。
きっとよ。
そういうと、メルティは、
魔術劇場の扉から去っていった。
解説)
短い1日にも
再会や別れが。
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