Haizara-Cho::Suigara-yama 99[Shinsuke Kirita]

もうすぐハロウィーン　そのなな

スーザンがペンギンの前に立っていると、
メイヴィスが声をかけた。
こんにちわ。そのスカート。




ああこれね。
光沢があって綺麗でしょう。
100円ショップで買ったの。
それってジェニーサイズでしょう。
ドレスの上の部分を
折り込んで使うのよ♪




そこにレイラがやってきた。




そのくらいの丈のスカートって、
なかなかないのよね。
私も買おうかしら。
100円あったかな。
あ私ジャンさんに
呼ばれてたんだった。




レイラはペンギンに
入っていった。




高台の休憩場所では、
見慣れないダメージジャケットの男性が
見物に来ていた。




あれあの人。
どこかでみたことある。




あ。僕のこと？
僕はマイケル。




もうすぐハロウィーンだから
蘇ってきたんだ。
この町で僕のコスプレしてる人が
いるって聞いて。




思わずタバコを落としてしまった。
あの顔はみないほうがいいかも。
と言い合っている。


解説）
この町ではモモコが
マイケルの大のファンで、
以前ハロウィンの日に、
マイケルの出てくる夢を見たことがあります。

2010年10月29日「ハロウィンの夢」

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