Oct 04, 2022
コスプレの愉しみ そのさん
ヴィヴィアンたちが町に出かけて静かになったね。
ヴィヴィアンが本当のデビルだってこと、
知られないといいけど。
たぶんコスプレの人ばかりだろうから、
魔法でも使わない限り大丈夫だよ。
あなたはコンテストに参加しないの?
またドラキュラ伯爵の扮装でもするかな。
カーミラは?
わたしはやめておくわ。
美を競うのはむなしいことよ。
勝敗は決まっているんだし。
美人コンテストじゃないんだよ。
広場にはジル一行が到着した。
さっそく気がついた人の注目を浴びている。
ヴィヴィアンは
鋭い爪のある手をかざして
ポーズをとっている。
あれアンジー?
それにヴィヴィアンすごい爪や翼があるね。
とても作り物とは思えないよ。
そのときギルダがふらっと誘われるように
やってきて、とっさに
ヴィヴィアンに挙手の挨拶をした。
あら?
あら私どうしたのかしら。
思わず手をあげちゃって。
車を降りたヴィヴィアンとアンジーは
さっそく主催者のルビーに会って
コスプレコンテスト登録の申請を済ませた。
アンジーはもともとあの女優さんに
顔立ちが似てるんだよ。
いっそMI6やめて魔女になったら?
ご冗談を。
そのネックレス綺麗ね。
カーミラが貸してくれたの。
などと会話が弾んでいる。
さっきはどうしたの?
ヴィヴィアンを見てたら、
なんだか急に意識が遠のいて
気がついたら敬礼してたみたい。
なんだろうね。
彼女成長してデビルに進化したって
ハリーさんが言ってたけど、
その影響ってことかな?
君は元々フィギアの精霊だし。
解説)
町はますます賑やかになっています。
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