Sep 11, 2022
ミューと探偵の思いつき そのさん
ギルダは階段を駆け降りると、
エルマに声をかけた。
二人は何か
二言三言話している。
ジルをよろしくね。
と言っているのが聞こえた。
ジルが来た時には、
エルマは足早に
その場を立ち去っていった。
プラネタリウムでは、
照明が灯り、
場内は騒然としていた。
星があちこちで輝きはじめて、
たくさんの流れ星が空を駆け巡って、
すごい光で目の前が真っ白になったけど、
それから何が起こったのかわからない。
それに、この犬のような顔の人が。
みんながパニックになりそうなのを
見てとったリリスが、
「この人は、ハロウィーンの仮装の
コスプレの練習をしているんです」と、
大きな声で取りなすように言った。
「そうだったのね。
突然現れたように見えたので、
びっくりしちゃったわ。」
と夏木さんも言った。
その後の探偵事務所では。
ミューが神妙な顔をしている。
何が起きたの?
理解不能です。投影機の設定は、
脳の扁桃体の中心部から見た
ニューロンのネットワークの様子を
壁に映し出すだけのはずだったんですが。
でも光で真っ白になったんでしょう。
あんなに出力されるはずないんです。
元の設定に戻す時に調べましたが、
投影機自体に問題はなかったので、
原因は他にあるはず。
会場を出たヴィヴィアンは、
プラネタリウム楽しめた?
と言われている。
それが、それどころじゃなかったの。
それに、ここで飼ってる犬、
会場に紛れ込んでたわよ。
ベスは、どこでも行っちゃうからね。
迷惑かけなかった?
この子のこと、ですね。
と犬の顔をした人物が言った。
解説)
2体のフィギアのヘッドと
ウィッグをすげ替えて、
ちょっとトリッキーなシーンを
演出をしています(^^)
犬のフィギアヘッドは
以前ラジオ会館で購入して
とってあったものを使用。
モデルの元のストーリーが
あるのかは不明です。
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