Jan 27, 2022
サラの工作 そのいち
シティポリスが巡回している。
さっそく住民たちとうちとけているようだ。
そーですねえ。
自分はピザまんが好みですが、
勤務中なので買い食いは。
アジアンタムは
水やりが難しいでしょう。
ええ、そうなの。
もうなんだか枯れそうなの。
サラたちの部屋では。
わしも春節には
町の賑わいを見たいものだなあ。
と頭蓋骨がいっている。
そうねえ。でも、
研究所の人に見つかると
面倒なことになりそうだし。
ジェットが、
ベーカリーの前に万国旗が
飾られたって。いってみない?
と声をかけた。
なるほど、なかなか華やかね。
あの人のバッグのお面。
なんだかすごく気になるんだけど。
そうか。お面があればいいんだ。
お面を作る材料?
それなら、木粉粘土かな。
これから倉庫で探して、
公園管理人のブラッドが来たときに
ついでに届けて貰うように
手配しておくよ。
しばらくのち、
燃料用の薪を届けに
やってきたブラッドは、
大きな紙袋に入った木粉粘土を
サラに手渡した。
ありがとうさまでした。
解説)
そのにに続きます。
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