Aug 13, 2021
あれこれのかいわ
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サラがペンギンに行くと、
店にはオルセン姉妹がきていた。
さっそくコーラを注文しているところ。
昨日はあれからどうしたの。
夜までいて噴水みたよ。
いいなあ。
スイッチは何処にあったの?
などと話している。
四人とも昨日の水遊び友達なのだった。
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レイアとアイスはベーカリーにきていた。
アイスは早朝にバギーを
CGの本部に返してきたばかりで、
少々寝不足のようだ。
これからしばらく天気が崩れるらしいから、
タイミングよかったね。
などと話している。
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これはなに?
一人乗りの電動スクーターだよ。
レンタルの二輪車や車が
人気で不足気味なので、
以前ロボット研究所で開発してたのを
もらってきて改造してるんだ。
(2009年6月28日「夢見る機械 そのいち」に、
ちらっと登場しています。)
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これ面白そう。
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いつも涼しげでいいね。
骸骨は、お盆なので帰省してきます。
といっている。
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ジャンの倉庫では、
みんなで懲りずに
夢見の水をのんでいた。
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これって。
「Welcome to MARWENCOL」
2016年に出版されたアートブックで、
マーク・ホーガンキャンプ氏と
クリス・チェレンさんの共著なんだ。
「マーウェンコル」の情報が、
いっぱい掲載されている。
それって何ですか。
とエトナが聞いた。
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エトナさんは、映画「マーウェン」を見た?
いいえ。まだ見てないです。
そっか。説明するとね。
と、たまきは話し始めた。
ロバート・ゼメキス監督の映画「マーウェン」
(原題「WELCOME TO MARWEN」)は、
マーク・ホーガンキャンプ氏の実話が元になってるんだけど、
タイトルになってる「マーウェン」というのは
マーク氏が庭に作った1/6サイズの架空の町の名前で、
映画では最後に「マーウェンコル」という名前に変わるの。
それも事実に基づいていて、
実際にマーク氏は、今は「マーウェンコル」という名前の町を
つくっている。この本は、その解説書っていうことでしょ。
うん、この本が出版されたのは2016年。
ゼメキス監督が2018年に公開された映画「マーウェン」を
製作する直接のきっかけになったという、
2010年に作られた「MARWENCOL」っていう
マーク氏の生活を追ったドキュメンタリー映画があるんだけど、
その4年がかりで製作されたというドキュメンタリー映画の
監督のジェフ・マリンバーグ氏の奥さんが、この本の
マーク氏との共著者になっている、
クリス・チェレンさんということみたい。
なんかすごい背景事情があるんですね。
とエトナはいった。
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三部構成になっていて、
第1部は、マークさんが、
マーウェンコルをつくるきっかけになった、
暴行の被害者になった事件が書かれていて、
第2部はマーウェンコルの町の詳しい様子や、
登場するキャラクターの紹介など。
第3部はマーウェンコルを舞台にした、
7編の写真ストーリーが収録されている。
その見開きページ、台詞も入っていて、
アメコミの写真版みたいで面白そうだね。
と、たまきがいった。
解説)
今回は、常設の町の
あちこちでの会話をのせてみました。
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ジャンの注文した本の実物です。
これはアマゾンから
英国のブック・デポジトリーという
オンライン書店に注文して入手しました。
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