Aug 08, 2021
ビストロで軽食
日光浴をすませたサラたちは
シャワーを浴びて汗を流してから。
軽くピザでも食べようと、
近くのアルのビストロにやってきた。
サラ、まだ髪がぬれてるよ。
うん。さっきのシャワー半端なかった。
水量の調整がきかなかったね。
壊れてるんだよきっと。
台所用じゃないの?
なにそれ。
などといっている。
ずいぶん水遊びしたし、
食べたらそろそろ町に戻ろうか。
それとももう少し池で遊ぶ?
そのとき給仕にきたキサラが、
夜の池も自動的にライトアップされて、
なかなかいいみたいよ。
といった。
なんでも池のどこかに、
秘密のスイッチがあって、
そこを押すと、
カラフルな噴水がみられるんだって。
キサラよくしってるね。
この店には別荘から人が
よく食べに来るからね。
ジルさんもたまにくるんでしょう。
キサラも鍵をかりたらいいのに。
バイトやってるし、泳ぐだけなら
近くに池や泉は他にもあるから。
そうか。この前釣りに行った
蓮池もあるしね。
郊外ライフはいいなあ。
あのビワコオオナマズ元気かな。
などとサラとキサラの話は、
とめどなく続いたのだった。
よしきめた。
夜の池をみにいこう。
とアイスはいった。
日が暮れるのをまって、
三人が別荘にもどり、
池の縁に座ると、
池の底を照らす照明がともった。
これなら夜どおしでも泳げるね。
とレイアがいった。
スイッチ探してみる。
といってアイスは、
足ひれとダイビングマスクを装着しはじめた。
アイスはしずかに池に入ると、
身をしずめて、
しばらくして小さく息を吐いた。
解説)
水遊びはもうすこし
続きます。
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