Jul 20, 2021
ジル
![j1](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j1.jpg)
キサラとシオンが
午後からビストロでバイトだといって、
帰って行ったあと、
三人は倉庫で、
彼女たちが持ち出したフィギア類の
片付けをすませたところ。
ねえねえ、
まさかさっきのシオンの設定、
あっちの世界で、実現しちゃわないよね。
今日はお水飲んでないから大丈夫だよ。
だけど珈琲飲んだでしょ。
うん。
庭で珈琲淹れるのにつかってたお水は?
湧かしたポットはシオンさんが
水入れて持ってきてくれたんだけど、
あ、ペットボトルの水減ってるね。
![j2](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j2.jpg)
どうせだから、この水ものもうよ(^_^)。
そのとき、外で車が停車する音が聞こえた。
誰かやってくる気配だ。
車だとリリスじゃないね。
エルマかジョー軍曹か。
どちらにしても
村がドイツ軍に攻撃されたって設定なら、
緊迫した状況がうまれそう。
![j3](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j3.jpg)
しかしドアをノックする音がして、
倉庫に入ってきたのは。
![j4](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j4.jpg)
なんと夏木さんと、やさおとこ風の男性だった。
![j5](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j5.jpg)
こちらはジル。夏木さんとはお知り合いだよね。
とジャンが紹介してくれた。
たまきとナオミです、と二人が言った。
ジルはたまきたちに軽く会釈してから、
写真展の会場が借りられそうなんだ。
これから下見に行く予定なんだけど、
一緒にどうかなと思って。
とジャンに言った。
夏木さんは、付け加えるように、
場所は工房ドルフィンの二階なんだけど、
ジルさんが住人にかけあってくれて、
期限付きで借りられそうなのよ。
と言った。
それだったら、とたまきがいった。
私たちもちょうど町にもどる
つもりだったから
一緒に見にいってもいいかな。
もちろん。
とジャンはいった。
じゃさっそくいこう。
![j6](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j6.jpg)
ジルたちが乗ってきたのは、
レンタルのフォルクスワーゲンだった。
たまきが、あ、なつかしい車。
とみとれていたのをみて、
夏木さんがこっちにのれば、といったので、
ジャンがたまきの代わりに
オープンカーに乗ることになった。
![j8](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j8.jpg)
じゃあしゅっぱーつ。
![j9](/~shimirin/blog/kirita/entries//20210720215057.files/j9.jpg)
かくて一行は一路町へ。
解説)
ジルのフィギアヘッドは、
若い頃のピアーズ・ブロスナンに
ちょっと似てるかなと。
Edit this entry...
wikieditish message: Ready to edit this entry.
A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.