Dec 03, 2007

鏡の国のアリスとオリーブ そのご



第五章 羊毛と水


k26

風にとばされていたショールをみつけてつかんだオリーブは、
ショールを探していた白の女王さまの肩にかけてやって、
乱れた髪の毛もととのえてあげました。

「「ほら、ずっとよくなったでしょう」」



k30

白の女王さまの声が、だんだん羊のような鳴き声に変わっていくのに驚いたオリーブは、
いったいなにが起きたのかと、めをこすりました。

「アリスはちっちゃな薄暗い店にいて、
カウンターに肘をついてよりかかっているのでした。
そしてむかい側には年とったヒツジが一ぴき、
肘かけ椅子にかけて編物をしていて、
時折手を休めては大きな眼鏡ごしにじっとアリスを見つめるのでした。」




k301

ヒツジの手にした編み棒が不意にオールにかわって、、、。

「気がつくとふたりは小さなボートにのって、
流れにそってすべるように進んでいるところでした。
こうなってはもうせいいっぱい漕ぐしかありません。」




つづく


Posted at 02:05 in n/a | WriteBacks (0) | Edit
Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.

If you want to upload the jpeg file:


Rename file_name:

Add comment(Comment is NOT appear on this page):
















A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.